今回は、2021年度入試(2020年11月実施)の青山学院初等部の倍率および塾や幼児教室別合格者数のランキングです。
今年、2022年度入試や今後に向けて参考にしていただければと思います。
青山学院初等部の受験倍率の動向
青山学院初等部の2017年11月から2020年11月までの男女別の志願者数および、志願倍率の推移です。
男子
2021年は男子の志願者数が前年度+10名の248名となっています。ここ3年250名程度で推移しており、小学校受験者数全体が伸びていますが、伸びは緩やかだと思います。
志願倍率が5.3倍→5.6倍と2021年度入試は5人に1人が合格と、例年どおりです。
また、志願倍率ですので、実際の受験者は棄権される方もいるので、受験倍率はこれよりも低いと想定されます。
女子
2021年は女子の志願者数が前年度+17名の271名となっています。ここ3年、女子の志願者数は増加傾向です。
志願倍率も5.8倍→6.2倍と6人に1人が合格で、倍率が上がってきています。
青山学院中等部の四谷大塚偏差値、女子80偏差値が65、50偏差値が61です。それに比べると初等部も倍率は高いですが、中等部を中学受験するよりは合格率は高いのではないかと思います。
偏差値65は上位6.68%、15人に1人の割合になります。
志願倍率の考察
男子が約5倍、女子が約6倍であることから、併願校対策が大切になります。
また、青山学院初等部は一貫教育であり、中学受験の回避組の人気がありますので、今後もこの倍率が下がることはないと思います。
【2021年度】青山学院初等部の塾別合格実績
※ 2020年1月21日時点の各幼児教室HPの公表数字を集計しています。
※ 詳細は各幼児教室HPにてご確認ください。
※ 伸芽会は学校別の合格者数非公開なので、含めておりません。
ジャック幼児教育研究所
今年もトップはジャック幼児教育研究所。
不動のトップです。男子44名・女子44名、計88名の募集人員に対して、55%もの合格者を輩出されています。
ジャック幼児教育研究所の青山学院初等部のここ5年の合格者数推移は ’16(57名)→’17(42名)→’18(44名)→’19(52名)→’20(48名)です。
2021年度は50名の大台を割り込みましたが、5年の推移を見ると安定した合格者数だと思います。
また、慶應幼稚舎、慶應横浜初等部、早実初等部に比べると、ジャックの強さが際立っています。
スイング幼児教室
第二位は前年度同様、スイング幼児教室。
スイング幼児教室の青山学院初等部のここ5年の合格者数推移は ’16(10名)→’17(9名)→’18(11名)→’19(14名)→’20(15名)です。
年度を経過するにつれて合格者数は増加傾向がやや緩やかになっており、この水準が今後も続くかもしれません。
理英会
3位は理英会。神奈川県に強い幼児教室でありながら、青山学院初等部も着実に合格者を輩出されています。
理英会の青山学院初等部の2年の合格者数推移は ’19(11名)→’20(9名)です。
わかぎり21
3位の理英会と同様、わかぎり21もランクインです。わかぎり21には表参道青山教育研究所が系列にあり、青山学院初等部が強い幼児教室として有名です。
青山学院初等部合格者が通う中小規模の幼児教室
青山学院初等部合格者が通う、教室数が2教室以下の幼児教室は以下です。
幼児教室名 | 合格者数 |
しながわ・目黒こどもスクール | 1 |
いいだばし幼児教室 | 1 |
おかがき幼児教室 | 1 |
メリーランド教育研究所 | 1 |
アリスこどもスクール | 1 |
【2020年度】青山学院初等部の塾別合格実績
※ 詳細は各幼児教室HPにてご確認ください。
※ 伸芽会は学校別の合格者数非公開なので、含めておりません。
こちらは2019年11月入試の幼児教室別合格者数ランキングです。前年度は合格者1名の幼児教室は掲載していません。ご了承ください。
これを見ていただくとジャック、スイング、理英会、わかぎり21(表参道青山教育研究所)の合格者数はが多いことがわかります。
以上、幼児教室選びの参考にしていただければと思います。
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ここまでお読み頂きありがとうございました。