当記事では、すだちが独自にまとめた智辯学園奈良カレッジ小学部に関する情報です。小学校生活から受験情報まで合格に役立つ情報をご紹介します。
智辯学園奈良カレッジ小学部の学校情報
アクセス
智辯学園奈良カレッジ小学部は、奈良県香芝市にある学校法人智辯学園が設置・運営する私立小学校です。併設に智辯学園奈良カレッジ中学部、高等部があります。
沿革
2004年 | 開校 |
2007年 | 中学部第1期生が高等部へ進学 |
2016年 | 小学部一期生が高等部を卒業 |
2017年 | 智辯学園高校スポーツコース・陸上競技部が智辯学園奈良カレッジの高等部に移転 |
智辯学園奈良カレッジ小学部の教育理念・教育目標
教育目標
- 誠実・明朗 -真心のある明るく元気な子-
児童を実の子どものように思いやり、愛情を持って接する、“愛のある教育”が教育の原点であると考えます。この原点に常に立ち返り、児童一人ひとりを献身的に支え、“誠実・明朗”で心豊かな人物をはぐくむことが本学園の使命です。智辯学園開校以来、こうした強い想いは変わることなく、具体的な成果をあげています。確かな実績をもとに、今後も教育に取り組み、児童全員のさらなる能力向上をかなえたいと願っています。
智辯学園が目標とする”人”
- 明朗で知性溢れる人
- 不屈の精神と使命感を持つ人
- 自己を確立しつつも社会性豊かな人
- この世に生をうけた幸福を知る人
12年一貫教育
開校以来時代に先駆けて小学部から高等部を一本の教育軸で結ぶ12 年一貫プログラムを提唱し、高等学校までの12年を4-4-4の3期に分けて継続的な教育を進めています。
基礎・基本となる学習内容が学年を追って繰り返し登場するようなプログラムが用意され、十分に時間をかけて、基礎から発展へと、無理なく高度な学力を養成します。中学部、高等部それぞれへの進学の時期には一定のハードルはあっても、厳しい受験の負担がないのも魅力の一つです。
理事長の言葉
あたりまえのことを、あたりまえに
二上山の麓に学舎を定めて十有余年、奈良カレッジ教育の基礎も定まり、いよいよその真価が問われる時を迎えました。
この間、グローバリゼーションの流れの中、日本社会は刻々と変化し、子どもたちを取り巻く環境や子どもたちの気質も大きく変わりました。私自身、これからの社会のあり方が気にかかるのはもちろん、活力と節度ある社会の基盤をつくる教育の責務の大きさを自覚し、渾身の力を振るって、気鋭の若者を今後も世に送り出す決意であります。
智辯学園は、開校以来“愛のある教育”という教育の原点を見つめ、“誠実・明朗”―「真心のある明るく元気な子」―に育って欲しいとする親の願いを叶える教育を進めてきました。この建学の精神のもと「それぞれの子どもが持つ能力の最大開発」と、「宗教的情操に基づく心の涵養」という二つの重点目標を掲げ、勉学・スポーツ・芸術活動を通して、「感謝」の心と、「相互礼拝・相互扶助」の精神を養い、社会に貢献できる人間を育成してきました。
とりわけ、日常の生活では、挨拶・言葉・礼儀・服装など、今まで社会人としてごく普通に持っていた規範意識を、今もあたりまえのこととして身につけられるよう求めてきました。社会がどのように変わろうとも、変わってはならない「不易」のものこそが、秩序ある社会の土台だと考えるからです。
いかなるときも、「ぶれない」「揺れない」、これが智辯教育の真価であり、自信と誇りの源だと自負しています。また、やり抜くための「厳しさ」も学園教育の特質の一つです。これからの時代に生き、自己実現を図るには、厳しさを持たねばなりません。その厳しい日常を支えるのが、努力を惜しまない教員と保護者・児童のつくり出す三位一体の関係です。克己の心で精励する個人と、感謝と扶助の心で支え合う全体、この二つが縦糸・横糸に絡み合い、一体となって織りなす教育でありたいと願っています。
学校は勉強するところであり、人間の土台を育てるところであると考えています。「あたりまえのことを、あたりまえに」続けながら、児童に寄り添う教育を通して、未来を切り開く高い叡智と、豊かな人間性を備えた人材を育成し、更なる飛躍を目指します。
(智辯学園奈良カレッジ小学部HPより)
智辯学園奈良カレッジ小学部の教育の特色
小中高を1本の教育軸で結ぶ12年一貫教育を提唱し、小1~小4を「基礎・基本期」、小5~中2を「発展・向上期」、中3~高3を「習熟・充実期」とし、子どもの発達段階に合わせて4年ずつに区切って教育を行います。
小学校では年間約235日の豊富な授業日数を確保し、チームティーチングや専科制を用いながら「広く・深く」のゆとりあるカリキュラムを実施します。
小5から2期では教科担任制を導入するなど、中学への円滑な接続を進めます。
智辯学園奈良カレッジ小学部の学費
2020年度実績です。
入学金 | 200,000円 |
制服・制定品代 | 約140,000円 |
授業料 [年額] | 336,000円 |
育友会会費など [年額] | 175,400円 |
修学旅行積立金 [年額] | 60,000円 |
その他、特別寄付金1口100,000円(3口以上、任意)があります。
入学初年度納入金合計 911,400円
寄付金3口を収めると、1,211,400円になります。
智辯学園奈良カレッジ小学部の進学先
児童のほぼ全員が智辯学園奈良カレッジ中学部へ内部進学します。
智辯学園奈良カレッジ小学部の倍率
智辯学園奈良カレッジ小学部の募集人員は1次、2次併せて男女計約80名です。
これを見ると受験者が募集定員に満たないことがわかります。
それでも全入と言うわけではなく、考査の基準に合格したお子様のみが合格となります。
智辯学園奈良カレッジ小学部に合格できる幼児教室は?
※ 各幼児教室のHPより集計。直近の人数など詳細は各幼児教室のHPをご参照ください。
智辯学園奈良カレッジ小学部の募集人員は男女計約80名です。
しょうがく社
トップはしょうがく社。
しょうがく社の智辯学園奈良カレッジ小学部のここ2年の合格者数推移は’19(14名)→’20(11名)です。
合格者数からの割合で見ると、約25%~30%がしょうがく社在籍生であることを示しています。
以降、能開プレスクール、理英会と続きます。
そのお子様にあった幼児教室選びの参考になれば幸いです。
智辯学園奈良カレッジ小学部の試験内容
智辯学園奈良カレッジ小学部の考査日程は、1次が9月中旬、2次が2月上旬です。
考査内容は、ペーパーテスト、個別テスト、集団テスト、親子面接です。
※2次は集団テストはありません。
夏までには過去問題集を購入、一度目を通して、試験までに対策をしておくことが合格の秘訣です。
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