国立小学校

【茨城大学教育学部附属小学校】倍率、学費、進学先、試験内容、幼児教室など受験情報まとめ

茨城大学教育学部附属小学校
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当記事では、すだちが独自にまとめた茨城大学教育学部附属小学校のアクセス、学費、倍率、進学先、試験内容、おすすめの幼児教室など受験情報です。小学校生活から受験情報まで合格に役立つ情報をご紹介します。

茨城大学教育学部附属小学校の学校情報

アクセス

茨城県水戸市三の丸にある茨城大学教育学部に附属する小学校です。設置者は国立大学法人茨城大学です。

沿革

昭和33年 水城・愛宕両附属小・中学校統合。旧水城小・中学校の地に茨城大学教育学部附属小学校を設置。
昭和42年 附属幼稚園開園
平成19年 創立50周年

茨城大学教育学部附属小学校の教育理念・教育目標

教育目標

児童の持つそれぞれの個性や能力を実現させながら、自立と自律の精神を養うことを目指して、以下の教育目標を掲げる。

  1. 価値観や生活様式の変貌する社会状況の中で、常に正しい判断力をもった思慮深い行動ができ、心豊かで健康な子どもを育成する。
  2. 進展する社会に対応し、新しい文化の創造に必要な基礎学力・体力を身につけた子どもを育成する。

目指す子ども像

  • 努力:本気で学び合える子ども
  • 礼節:礼儀正しくふるまえる子ども
  • 思いやり:仲良く励まし合える子ども
  • 継続:進んで体を鍛えていく子ども
  • 感謝:学校や郷土を愛せる子ども

設置目的

  • 教育学部の研究計画に基づき、各附属学校園との連携を密にし、教育実践場面における実験的、実証的な研究を行う学校である。
  • 教育学部の附属学校として、教育実習生を受け入れ、教員にとって必要な理論及び実践を学ばせるための実習を行わせる学校である。
  • 上記の目的を達成するために、幼小中の一貫した教育の中で効果的な運営を図るために連絡進学制度をとっている。

茨城大学教育学部附属小学校の通学区域

登校完了時刻の午前8時10分までに、徒歩、あるいは鉄道・バスを利用し、60分以内で児童一人で登校できることを条件とする。

  • 水戸市 全域
  • ひたちなか市 全域
  • 那珂市 津田、中台、西木倉、東木倉

茨城大学教育学部附属小学校の教育の特色

異年齢活動

異年齢活動として、「はらから活動」「クラブ活動」「いちょう活動」の3つがあります。

はらから活動 「もう一つの学級」である縦割り班で全学年対象。「はらから」には、「同じ母親から生まれた血縁、兄弟姉妹」という意味があります。各学年約5名ずつ、約30名の子どもたちと担当教師を1つの「はらから班」として、全24班で組織している。24の班をA、B、C、Dの4つのブロックに分け、清掃や遊び、話し合い、行事づくりなどの活動を常時行う。
クラブ活動 4~6年対象。共通の興味や関心からつくる自主的・実践的な活動。
いちょう活動 5~6年対象。組織から子どもたち自身がつくり出していく、よりよい学校をつくっていくための自治的・自発的な活動。

はらから活動

はらから清掃 はらから班による毎日の校内清掃
はらからタイム 毎週水曜日に行い、班の計画で遊びや行事に向けての準備や話し合いを行う時間(1か月に1度、お弁当で会食)
はらからこころ はらから班による心の耕しの時間(年5単位時間程度)

ゆめ・ひびきの時間

昭和49年に始まった低学年総合活動から35年以上に渡って総合学習に取り組み、教育活動の特色の一つにもなっています。

身近な学習対象とかかわっていく学習を通して、自ら課題を見付け、粘り強く解決しようとするとともに、課題を調べるための方法を身に付け、友達と協力しながら取り組む態度を育て、見方や考え方を豊かにします。

複式学級

複式学級を設置し、この学級は3・4年生からなる少人数学級で異学年集団による学級経営や2学年同時進行の授業実践などの研究を行っています。2年生から3年生に進級する際、新3年生児童の中から若干名が複式学級への進級となり、その後4年生を修了するまでの2年間を複式学級で過ごすことになります。

教科担任制

原則的に、担任が国語・算数・道徳等を授業し、それ以外の教科を専門の教員が行う「準教科担任制」をとっています。いろいろな先生と出会いながら学習したり、教科の本質に迫る授業が展開されたりすることで、子どもたちの様々なよさが引き出されると考えています。

校長の言葉

水戸は偕楽園や弘道館など多くの史跡の他に、複数の美術館や博物館がある、歴史と芸術文化の魅力にあふれた土地柄です。本校は多くの緑に囲まれた水戸城址に立地し、豊かな自然環境の中で教育実践が行われています。また、附属幼稚園が同一敷地内にあるため、子どもたちが普段から触れ合う機会も多く、自然な形で幼少連携が図られています。

本校は教育学部附属小学校であり、教育実験校としての役割や教育実習における訓練校としての役割を担っています。さらに、令和3年度からは教職大学院が改組され、茨城大学では6コース制の教職大学院が新たにスタートしました。教職大学院では、高度な教育実践力を有した教員養成を目指しており、本校では大学院生の実習を含め、その運営にさまざまな形で協力しています。

今回の教育改革では、社会の急速な変化に柔軟に対応する力の育成が求められています。本校ではそのために「はらから活動(縦割り班活動)」、「ゆめ・ひびきの時間」、「準教科担任制」など、特色のある教育を通じて、未来社会を自立的に生きていく力を育てたいと考えています。

本年は「“学び”を楽しむ」研究の2年目となります。これまでの蓄積をもとに子どもたちの資質育成のためにより一層の努力をしてまいりたいと思います。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

茨城大学教育学部附属小学校HPより)

茨城大学教育学部附属小学校の学費

茨城大学教育学部附属小学校の学費は国立小学校ということもあり通常の公立小学校とほぼ同じ金額になります。

茨城大学教育学部附属小学校の進学先

茨城大学教育学部附属小学校の募集人は、付属幼稚園からの内部進学(約40名)を含む、120名です。外部からは男女40名ずつの募集ということになります。

附属幼稚園からの内部進学者は原則として全員合格です。

外部受験生は、面接及び口頭試問、運動、ダンスなどの様子によって合否を決めます。抽選はありません。

附属中学校である、茨城大学教育学部附属中学校には内部進学ができ、毎年約100名が進学しています。

茨城大学教育学部附属小学校の倍率

茨城大学教育学部附属小学校の付属幼稚園からの内部進学(約40名)を含む、120名です。

倍率は非公開ですが、しっかりとした対策をしておきましょう。

茨城大学教育学部附属小学校に合格できる幼児教室は?

茨城大学教育学部附属小学校の合格実績はありませんでした。

お近くの幼児教室にお問合せ頂けますと幸いです。

茨城大学教育学部附属小学校の試験内容

茨城大学教育学部附属小学校の考査は面接及び口頭試問、運動、ダンスなどの様子によって合否を決めます。

抽選はありません。

しっかりと幼児教室や過去問題集で対策をしておきましょう。

夏までには過去問題集を購入、一度目を通して、試験までに対策をしておくことが合格の秘訣です。

また、茨城大学教育学部附属小学校の学校の特色を理解するには以下の書籍は必読です。

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