こんにちは、すだちです。
今日は雙葉小学校のペーパーテストについて研究していきたいと思います。首都圏小学校受験の中で、雙葉小学校はミッションスクール女子校の最高峰。
そのペーパーテストは首都圏私立女子校の中でトップクラスです。さらに、合格には正答率が8割必要と言われ、相当の正確性が求められます。
雙葉小学校に合格するためには、ペーパーテストと雙葉らしさと呼ばれる雰囲気、所作、受け答えなどが必要ですが、ペーパーテストでよい点数が取れなければ合格はありませんので、基礎から、そして応用までしっかり対策することが大切です。
雙葉小学校のペーパーテスト分野別対策
言語
図と同じ絵を選びなさい、という「同じものを選ぶ」問題はどの小学校でも出題されます。雙葉小学校レベルになると、「違わない絵を選びなさい」と敢えて言葉を変えて出題されることがあります。
言葉がわからなければ解くことができません。このように、雙葉小学校クラスになると家庭での対策では限界があるのが現実で、雙葉小学校の学校別コースがある幼児教室に少なくとも年長の春から通われることをおススメします。
お話の記憶
本の読み聞かせの蓄積がお話しの記憶で高得点を取る秘訣です。一朝一夕では身に付きません。レベルとしては、筑波大学附属小学校のAグループのお話しの記憶問題が解けるようになっていれば良いと思います。
(2025/03/22 14:00:39時点 Amazon調べ-詳細)
雙葉小学校のお話しの記憶の特徴として、長く・細かく・入り組んだストーリーで、頭の中でストーリー展開する必要があります。ポイントを感じ取り、意識して記憶するようにしましょう。
図形
細かなところまで見る注意力、頭の中で図形を操作する力が必要です。どうしてそうなるのかを考えさせる問題です。
これは紙だけの問題ではなく、実際のパズルやパターンブロック、タングラムなどで巧緻性を高めておく必要があります。
数量
頭の中で与えられた情報を整理する力が試されます。例えば、お兄さんと弟で飴を分けます。お兄さんの方が2個多くなるように分けるとお兄さんの数はいくつでしょう。というレベルの問題が出ます。
こぐま会の数分野の応用レベルは確実に正解できるようにしておきましょう。


常識
日ごろの生活体験、そして、親子のコミュニケーションが大切です。絵本の読み聞かせでも常識、公共マナー、道徳心を育むことはできます。
まとめ
いわゆる捨て問題はありません。総合的に時間内で正確に解く必要があります。計画的に準備を進めましょう。
また、大切なことに、「発問を最後まで聞く」ことがあります。また、幼児教室でお勉強をしていると、他の子に負けないようにスピード競争をする面がどうしても出てきます。ほかのお子様に流されないように、自分でしっかりと考える力も必要です。


