今回は、2021年度入試(2020年11月実施)の学習院初等科の倍率および幼児教室別合格者数のランキングです。
今年、2022年度入試や今後に向けて参考にしていただければと思います。
学習院初等科の受験倍率の動向
募集人員は男女約40名ずつ、計80名。
学習院初等科の倍率は非公開です。
プレジデント社「小学校受験大百科2020完全保存版」によれば、2019年度受験の志願倍率は6.9倍でした。この時は、全国第7位の倍率として紹介されています。
2021年は小学校受験者数が全体として増加していることから倍率が下がってはいないと思います。
【2021年度】学習院初等科の幼児教室別合格実績
※ 2020年2月3日時点の各幼児教室HPの公表数字を集計しています。
※ 詳細は各幼児教室HPにてご確認ください。
※ 伸芽会は学校別の合格者数非公開なので、含めておりません。
ジャック幼児教育研究所
今年もトップはジャック幼児教育研究所。
約80名の募集人員に対して、約90%もの合格者を輩出されています。
10人に9人がジャック在籍生ということになります。
ジャック幼児教育研究所の学習院初等科のここ5年の合格者数推移は ’16(79名)→’17(83名)→’18(74名)→’19(80名)→’20(71名)です。
5年連続で70名~80名の水準です。学習院初等科を第一志望にされる方はジャックは外せません。
スイング幼児教室
第2位は、スイング幼児教室。
スイング幼児教室の学習院初等科のここ5年の合格者数推移は ’16(10名)→’17(11名)→’18(26名)→’19(22名)→’20(27名)です。
2019年から+5名の合格者数です。年度を経過するにつれて合格者数の増加が顕著です。
また、男児の場合、慶應義塾幼稚舎、慶應義塾横浜初等部、暁星、青学の併願校として、そして女児の場合は慶應に加え、雙葉、白百合、聖心など難関女子校を志望される方にとっても、学習院初等科は非常に人気が高いです。
自由が丘校が開校したため、来年度はさらに合格者が伸びそうな予感がします。
こぐま会
第三位は、こぐま会。
昨年度は9名、今年度は8名と安定の合格実績です。
こぐま会は幼児教室としてはジャックや伸芽会に比較すると小規模であり、女子難関校に強いことから、併願校として学習院初等科を受験された結果だと思います。
学習院初等科合格者が通う中小規模の幼児教室
学習院初等科合格者が通う、教室数が2教室以下の幼児教室は以下です。
いずれの幼児教室も実績があるため、大手幼児教室との併用などのご参考ください。
幼児教室名 | 合格者数 |
いいだばし幼児教室 | 3 |
エムイー幼児教室 | 3 |
さつき会幼児教室 | 2 |
おかがき幼児教室 | 2 |
リュミエールドチョコリット | 2 |
幼児教室サンキッズ | 2 |
しながわ・目黒こどもスクール | 2 |
カレイドスコープ | 2 |
ミック幼児教室 | 1 |
メリーランド教育研究所 | 1 |
すみれ会 | 1 |
アウル幼児教室 | 1 |
幼児教室サクセス | 1 |
インターナショナルプリスクールアカデミー | 1 |
【2020年度】学習院初等科の幼児教室別合格実績
※ 詳細は各幼児教室HPにてご確認ください。
※ 伸芽会は学校別の合格者数非公開なので、含めておりません。
こちらは2019年11月入試の幼児教室別合格者数ランキングです。
これを見ていただくと上位の幼児教室に変わりはなく、ジャック、スイング、こぐま会が学習院初等科に強い幼児教室であることがわかります。
以上、幼児教室選びの参考にしていただければと思います。
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過去問題をいきなりお子様に解かせるのではなく、まず確認して傾向をつかむことが大切です。
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ここまでお読み頂きありがとうございました。