こんにちは、すだちです。
今回は、学習院初等科の過去問題10年分の出題傾向です。
過去10年間の出題傾向を分析すれば、どの分野を重点対策すればよいのかがわかります。
2010年度~2019年度の出題での分析です。それぞれの分野と対応する、こぐま会「ひとりでとっくん」、理英会「ばっちりくんドリル」を記載しています。
学習院初等科 過去問題分析
出題数が10の出題分野は10年連続、つまり毎年出題されているということです。
理英会については応用のみを掲載しています。理解が足りない場合は、基礎編もお考え下さい。
順位 | 出題分野 | 出題数 | こぐま会 ひとりでとっくん | 理英会 ばっちりくんドリル |
1 | 手先の巧緻性(運筆・はさみ・紐・ビーズ・箸など) | 10 | ||
2 | 社会的常識 | 8 | ||
3 | お話しづくり | 6 | ||
3 | 記憶(場面・具体物・順序) | 6 | ||
5 | お話しの内容理解 | 4 | ||
6 | 製作 | 3 | ||
6 | 口頭試問 | 3 | 対象なし | |
8 | 四方からの観察 | 2 | ||
8 | 図形系列 | 2 | ||
8 | 同図形発見 | 2 |
学習院初等科の過去問題の特徴

学習院初等科のテストは個別テストです。青山学院初等部と同様、先生とのコミュニケーション力も見られています。
巧緻性は頻出分野
学習院初等科のテストは小集団テスト、体操テスト、行動観察テスト、個別テストと4種類あります。
巧緻性は、このうち小集団テスト、個別テストで例年出題されるため必ず対策をお願いします。
巧緻性テストはほぼ出題されると考えた方がよいです。
内容は基本的なことが多く、運筆、はさみ、ビーズ、折り紙、箸の使い方など
初等科生として身に着けておくべき基本的な素養が試されています。
お話しの内容理解、お話しづくり
お話し自体はそこまで長文ではありません。
基本的なお話しの内容を理解し、または、指定された場面についてどのように思うか自分の考えを述べることができれば大丈夫です。
初等科生としての言葉遣い、立ち居振る舞いが大切
そのほかの領域も図形など基本的な領域をしっかり押さえておけば大丈夫です。
一方で、大切なことは初等科生としての言葉遣い、立ち居振る舞いです。
冒頭述べた学習院初等科のテストのうち、個別テストは一人ひとり先生に呼ばれます。呼ばれるまで、待機室でDVDや本を見ながら待つ必要があります。
その待ち時間も考査に入っています。
自分の順番まで落ち着いて待つこと、騒がないことなど日ごろの生活態度が試されますので、初等科生としての振る舞い、言葉遣いを意識しておきましょう。
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