小学校受験ランキング

【小学校受験】2023年版私立小学校の難易度受験倍率ランキング!

首都圏私立小学校 受験倍率
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今日は、首都圏私立小学校の志願倍率ランキングです。

過去の経緯を終えるよう、最新年度2023年度から過去のランキングも掲載しています。

2023年度 首都圏私立小学校の倍率ランキング

以下の倍率は2023年度(2022年秋)と2022年度(2021年秋)の志願倍率の比較になります。

2023年度 首都圏私立小学校受験の分析

全体の概況として、難関校志望の併願校である東京農業大学稲花小学校が若干倍率低下しています。また、早稲田実業学校初等部も倍率が低下しています。

とはいえ、倍率は10倍を超える為、大きく水準に変更はありません。高止まりの状況です。

洗足学園小学校

洗足学園小学校は入試の方式が変更になっています。これまでは一般的な考査、保護者面接でしたが、近年の人気ぶりから一次試験、二次試験(面接)と変更になりました。

このことで倍率が低下しています。

東洋英和女学院小学部

東洋英和女学院小学部はやはり人気です。11月2日校として定着しており、1日校の女子ミッションスクール校を志望される方が多く受験されます。

雙葉小学校

志願倍率では雙葉小学校が10倍超えをしています。ただし、志願倍率であり、実質倍率ではありません。実質倍率である受験倍率については、絶対合格!!お受験note®にて考察しておりますので、そちらをご覧ください。

桐朋小学校、桐朋学園小学校

居住区により受験する学校が桐朋小学校か、桐朋学園小学校かに分かれますが、やはり人気です。ただし、併願校として受験される方も多く、こちらも実質倍率である受験倍率については、絶対合格!!お受験note®にて考察しておりますので、そちらをご覧ください。

2022年度 首都圏私立小学校の倍率ランキング

以下の倍率は2022年度(2021年秋)と2021年度(2020年秋)の志願倍率の比較になります。(2022年1月18日時点)

※ 聖ドミニコ学園小学校が開示前。(2022/1/18時点)

2022年度 首都圏私立小学校受験の分析

2022年度(2021年秋実施)の首都圏私立小学校の受験倍率のランキング、全体的にトップ20の顔ぶれは大きくは変わっていませんが、いくつか入れ替えがありました。

全体の概況として、共学難関校である慶應義塾幼稚舎、早稲田実業学校初等部、学習院初等科など倍率が低下しています。

いずれもトップ10にランクインする人気校ではありますが、私立小学校受験者数が高止まりしていることを考えると、関校を回避されている方が若干いらっしゃるか、記念受験組が減少したかなどの理由かと思います。

トップは慶應義塾横浜初等部、2位は洗足学園小学校。

トップは慶應義塾横浜初等部に返り咲きです。志願者数は1,500名を超え、前年比から増加しており、不動の人気です。

洗足学園小学校は志願者数がやや増加し、昨年の3位から2位にランクインです。

東京農業大学稲花小学校

東京農業大学稲花小学校は2021年度(2020年秋実施)までは前期・後期に分かれて受験ができ、前期後期の併願も可能でした。そのため、併願受験の延べ人数でトップとなっていましたが、2022年度(2021年秋実施)では1週間のうち、一日となったため、受験機会が半減し倍率の低下となっています。

以前、慶應義塾幼稚舎、慶應義塾横浜初等部、早稲田実業学校初等部の併願校として人気ですので、倍率は高止まりです。

慶應義塾幼稚舎、早稲田実業学校初等部

慶應義塾幼稚舎は若干志願者数が減少し倍率が低下、一方、早稲田実業学校初等部は昨年より志願者数、受験者数も増加しています。特にここ数年の早稲田実業学校初等部の人気がかなり上昇しています。

トップ20の入れ替え分析

2021年度にランクインした学校

  • 成城学園初等学校
  • 横浜雙葉小学校
2021年度にランク外となった学校

  • 品川翔英小学校
  • 聖心女子学院初等科

成城学園初等学校が志願者数約80名、横浜雙葉小学校が志願者数約100名増加と大幅に人気を集めました。

一方、

品川翔英小学校は志願者数が約100名減少し、ランク外となっています。それでも志願倍率は4.5倍程度なので、しっかりと対策しておきましょう。

聖心女子学院初等科も同様、志願者数が40名程度減少していますが、倍率は4.9倍であること、ハイレベルの争いとなることから気を抜くことはできません。

2021年度 首都圏私立小学校の倍率ランキング

以下の倍率は2021年度(2020年秋)と2020年度(2019年秋)の志願倍率の比較になります。2021年度(2020年秋)より男女別がわからなくなりました。ご容赦ください。

2021年度 首都圏私立小学校受験の分析

全体的にトップ20の顔ぶれは大きくは変わっていませんが、いくつか入れ替えがありました。

全体の概況として、首都圏の私立小学校の志願倍率が軒並み上昇しています。特定の学校に偏るということではなく、私立小学校受験の志願者数が伸びているためだと思われます。

トップは2年連続、東京農業大学稲花小学校。3位に洗足学園小学校。

2021年度(2020年秋)の小学校受験倍率ランキングのトップは2年連続、東京農業大学稲花小学校でした。志願倍率ですから、全員が受験しているわけではないこと、補欠合格もあるので実質は17倍を下回りますが、それでも実質倍率は10倍を超えている可能性があります。

幼児教室1クラスが多くても約20名程度であればその中から1名~2名しか合格しない倍率です。

そして、2位は慶應義塾横浜初等部。これはもう不動です。

3位の洗足学園小学校が併願校として受験されている方が多く、3位にランクインです。合格者数は実際には、募集人員の倍出されているので、この半分程度が実質倍率ですが、それでも相当の倍率です。

また、慶應義塾幼稚舎、慶應義塾横浜初等部、早稲田実業学校初等部の共学校、雙葉、白百合、聖心などの女子校志望のトップ層が受験される中での倍率ですので、その点も考慮に入れておく必要があります。

東洋英和女学院小学部

東洋英和女学院小学部は、2日受験となった影響で、1日校志望の白百合、聖心、雙葉などを志望されるお子様の多くが受験されるため、10倍を超える倍率となっています。

https://ojuken-joho.com/toyo-eiwa-ele-2021-exam-day/

トップ20の入れ替え分析

2021年度にランクインした学校

  • 聖ドミニコ学園小学校
  • 品川翔英小学校
  • 桐蔭学園小学校
  • 西武学園文理小学校
  • 森村学園初等部
2021年度にランク外となった学校

  • 暁星小学校
  • 田園調布雙葉小学校
  • 白百合学園小学校
  • 光塩女子学院初等科

白百合学園小学校は志願者数を非開示にした影響でランク外となっています。

暁星小学校(4.7倍)、田園調布雙葉小学校(5.0倍)はその他の学校の倍率が上昇した結果であり、難易度が下がったわけではありません。

2020年度 首都圏私立小学校の倍率ランキング

以下の倍率は2020年度(2019年秋)と2019年度(2018年秋)の志願倍率の比較になります。

順位 学校名 志願倍率 男子 女子
1 東京農業大学稲花小学校 12.8 14.7 11.0
2 慶應義塾横浜初等部 12.7 11.7 14.3
3 慶應義塾幼稚舎 11.0 10.2 12.8
4 早稲田実業学校初等部 8.8 7.6 11.1
5 桐朋学園小学校 8.4 11.0 5.8
6 桐朋小学校 7.5 9.4 5.5
7 学習院初等科 6.9 6.5 7.2
8 暁星小学校 6.3 6.3
9 立教女学院小学校 6.3→ 6.3
10 東洋英和女学院小学部 6.0 6.0
11 成蹊小学校 5.6 5.6 5.5
12 青山学院初等部 5.5 5.3 5.8
12 東京女学館小学校 5.5→ 5.5
14 日本女子大学附属豊明小学校 5.2 5.2
15 洗足学園小学校 5.0 4.8 5.3
16 東京都市大学付属小学校 5.0 6.3 3.8
17 光塩女子学院初等科 4.9 4.9
18 田園調布雙葉小学校 4.7→ 4.7
19 聖心女子学院初等科 4.4 4.4
20 白百合学園小学校 4.0 4.0

※「日本一わかりやすい小学校受験大百科 2021完全保存版(ダイヤモンド社)より引用。

2020年度 首都圏私立小学校受験の分析

全体的にトップ20の顔ぶれは大きくは変わっていませんが、いくつか入れ替えがありました。

人気校の分析。トップは東京農業大学稲花小学校。

まず、トップは東京農業大学稲花小学校です。第一志望校の方もいらっしゃいますが、多くは、慶應義塾幼稚舎、慶應義塾横浜初等部、早稲田実業学校初等部の併願校として受験されている方が多くいらっしゃるためです。

2位~4位、慶應義塾幼稚舎、慶應義塾横浜初等部、早稲田実業学校初等部は不動です。

以外だったのは5位の桐朋学園小学校、6位の桐朋学園小学校です。自然と触れ合い、人間教育を掲げる桐朋学園の教育の人気が高まっているものだと思います。

トップ20の入れ替え分析

2020年度にランクインした学校

  • 日本女子大学附属豊明小学校(14位)
  • 東京都市大学付属小学校(16位)
  • 聖心女子学院初等科(19位)
  • 白百合学園小学校(20位)
2020年度にランク外となった学校

  • 雙葉小学校
  • 聖ドミニコ学園小学校
  • 森村学園初等部
  • 横浜雙葉小学校

ランクインとなった学校は、東京都市大学付属小学校が中学校受験校であり、大学進学実績が良いことから第一志望校としても併願校としても人気を集めます。

日本女子大学附属豊明小学校、聖心女子学院初等科、白百合学園小学校は名だたる伝統校でありいずれも1日に考査があるので志願者がばらけてしまい、倍率が下がります。

一方でランク外となったのは雙葉小学校はおそらく、志願者数を開示していない為だと思います。学校説明会以外ではなかなか雙葉小学校のことを知る機会が少ないのですが、四谷雙葉らしいと言えばそう思います。



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2019年度 首都圏私立小学校の倍率ランキング

以下の倍率は2019年度(2018年秋)と2018年度(2017年秋)の志願倍率の比較になります。

順位 学校名 志願倍率 男子 女子
1 慶應義塾横浜初等部 13.0 11.6 15.1
2 東京農業大学稲花小学校 12.0 13.1 10.9
3 慶應義塾幼稚舎 11.6 10.1 14.7
4 学習院初等科 8.9 8.7 9.1
4 早稲田実業学校初等部 8.9 7.9 10.7
6 雙葉小学校 8.3 8.3
7 桐朋学園小学校 7.8 10.4 5.1
7 東洋英和女学院小学部 7.8 7.8
9 立教女学院小学校 6.3 6.3
10 光塩女子学院初等科 6.2 6.2
11 青山学院初等部 5.6 5.8 5.3
12 東京女学館小学校 5.5 5.5
13 成蹊小学校 5.2 5.4 4.9
14 聖ドミニコ学園小学校 4.8 4.6 4.9
14 桐朋小学校 4.8 6.0 3.5
16 田園調布雙葉小学校 4.7 4.7
16 洗足学園小学校 4.7 4.0 5.5
18 暁星小学校 4.5 4.5
18 森村学園初等部 4.5 4.4 4.5
18 横浜雙葉小学校 4.5 4.5

※「日本一わかりやすい小学校受験大百科 2020完全保存版(ダイヤモンド社)より引用。

2019年度 小学校受験倍率分析

トップ20位までの小学校は、東洋英和女学院小学部を除き全体的に志願倍率は横ばいまたは上昇しています。

東洋英和女学院小学部の志願倍率が低下した理由

東洋英和女学院小学部の志願倍率が低下した理由は明確で、考査日が11月2日から11月1日に変更になったためです。これまでは1日校受験者の併願が可能でいたが、2020年度はそれができなくなりました。そのための志願倍率低下です。しかしながら、その倍率は7.8倍と難関であることには変わりありません。

新規開校の東京農業大学稲花小学校

また、2019年4月に開校した東京農業大学稲花小学校。第一期生の試験は2018年11月に行われました。考査日が前期、後期を選択でき、その中でも日にちを選択できたこと、東京農業大学第一高等学校中等部へ内部テストはあるものの進学ができる事などかなりの人気を集めました。



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これからの小学校受験倍率の見通し

首都圏の私立小学校の受験倍率ランキングでは、東洋英和女学院小学部の受験日程のより大きく左右されます。

また、ここ数年の推移を見ていてもトップ10の顔ぶれは変わらないのですが、併願校として人気を集める、洗足学園小学校、東京農業大学稲花小学校、東京都市大学付属小学校などの倍率上昇が大きくなっています。

その他、トップ20の顔ぶれは大きく変わらないと思います。

日本は少子化と言われていますが、東京都に限ると就学前児童の人数は増加している上に、また、中学受験を避ける大学付属校人気や、中学受験ができる私立小学校人気は衰えるどころか加熱していくと思います。

東京都福祉保健局:東京都子ども・子育て会議 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/katei/kodomokosodatekaigi/

 

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