今回は、慶應義塾幼稚舎の2025年度入試(2024年秋実施)の入試問題傾向を見ていきたいと思います。
理英会の入試速報からまとめていきます。
慶應義塾幼稚舎の入試内容は不動ですが、体操、行動観察、絵画制作です。
入試日程により内容は異なりますが、科目は同じです。評価基準も同じです。
慶應義塾幼稚舎 2024年秋実施 入試内容(男子2日目)
体操
模倣運動
- 指折り
- 飛行機バランス
- マークの周りを2周歩く
模倣運動は例年同様です。簡単な内容ですので、先生の指示を聞けるかが見られています。
連続運動
- スキップ→ケンケン→足を替えてケンケン
- 走る→ゴム段の周りをジグザグに走る
- 両足ジャンプ→走る→ゴム段をくぐる、跳ぶ、跳ぶ
理英会の慶應義塾幼稚舎入試問題の内容を見るとイメージが分かります。
行動観察
- 輪投げ
絵画制作
- ぬいぐるみを選んで実施。
- ぬいぐるみが連れて行ってくれたところの絵を描く。
- お礼にぬいぐるみを連れて行ってあげたいところの絵を描く。
- 先生に説明する。
- お友だち同士で話す。
絵画制作については、その作品の創造性や出来栄えも大切ですが、協調性や、説明能力、傾聴力など行動観察の要素も入っています。
慶應義塾幼稚舎 2024年秋実施 入試内容(女子3日目)
模倣運動
- 指折り
- 飛行機バランス
- マークの周りをジャンプ
見て頂くとわかりますが、ほぼ男子と同じですが、やや異なります。日程のよって内容は変わりますが、評価基準などは変わりません。
連続運動
- 走る→ケンケン→足を替えてケンケン
- スキップ→ゴム段を跳ぶ、くぐる、跳ぶ
- ケンケン→コーンを回る→走る
模倣運動と同じように、こちらも若干変わりますが、男女でほぼ同じ内容です。
行動観察
- ソフト平均台の上でどんジャンケン
- 1回戦目は普通のルール
- 2回戦目は負けが勝ち
行動観察は男女で内容は変わりますし、日程でも変わります。難しいものではなく、協調性が見られています。
絵画制作
- 住みたい家を描く。
- カードに自分を描く。
- 1人1台タブレットが渡される。
- 家の絵の中にカードを置き、タブレットで写真撮影を繰り返す。
- 最後にボタンを押すと動画になる。
タブレットの利用があります。慶應義塾幼稚舎らしいと言えばそうですが、タブレットで動画を見るというよりも巧緻性や行動観察の観点でも慣れておきましょう。
必ずタブレットを利用した出題がされるとは限りませんが、もしその問題が出たとしたら、差はつくと思います。
まとめ
体操、行動観察、絵画制作と慶應義塾幼稚舎の入試問題は普遍です。
ただ、その内容は毎年変わりますので、幼児教室でしっかりと対策しておく必要があります。
慶應義塾幼稚舎の入試問題はやれば受かるものでもないのですが、一発逆転を狙いやすい内容といえばそうです。慶應義塾幼稚舎はチャレンジ校としても研究すれば、合格は誰にでもあり得るものと思います。あきらめないでください。
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年長の春までには過去問題集を購入、一度目を通して、試験までに対策をしておくことが合格の秘訣です。
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