今回は、慶應義塾横浜初等部の一次試験の難易度を考察してみます。
今年、2023年度入試や今後に向けて参考にしていただければと思います。
慶應義塾横浜初等部の試験日程
以下は慶應義塾横浜初等部の2022年度の試験日程です。
募集要項 | [販売期間] 日付 2021年9月1日(水)~9月7日(火)*平日のみ 場所 横浜初等部事務室 時間 9:00~11:00,13:00~15:00日付 2021年9月8日(水)~10月1日(金)*無休 場所 慶應義塾大学三田キャンパス警備室 時間 7:00~22:00 |
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出願期間 | ・インターネット出願 2021年9月1日(水)~10月1日(金) ・出願書類の郵送 2021年9月30日(木)・10月1日(金) *郵送受付のみ、期間外の消印は受付不可。(国外同様でこの期間に必着) |
試験期間 | ・1次試験 11月11日(木) ・2次試験 11月21日(日)~24日(水)のうち1日 |
合格発表 | ・1次試験 11月16日(火)合格者に2次受験票送付 ・2次試験 11月29日(月)合格者は受験票と引き換えに30日に入学手続書類受取 共にインターネット上で確認。 |
入学手続 | ・入学手続書類配付 11月30日(月) ・入学手続 12月2日(水) |
ご覧いただくとわかる通り、一次試験と二次試験に分かれています。
慶應義塾横浜初等部の試験内容
慶應義塾横浜初等部の一次試験と二次試験の内容については以下になります。
一次試験 | ペーパーテスト |
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二次試験 | 制作、運動、行動観察 |
一次試験を合格しないと、二次試験に進むことはできません。
慶應義塾横浜初等部の志願倍率推移
上記は2017年秋から2021年秋までの慶應義塾横浜初等部の志願倍率になります。一次試験合格後、二次試験も合格された児童の倍率になるため、一次試験単独での合格率は学校が公式には開示していません。
慶應義塾横浜初等部の一次試験の倍率を考察
慶應義塾横浜初等部の一次試験の志願倍率は以下と言われています。ご覧いただくを分かる通り、募集人員は男子66名、女子42名、男女計108名ですので、女子の方が倍率が高くなります。
また、一次試験で男子女子ともにおおよそ4倍になる程度に絞り込まれます。(男子は約260名~280名、女子は160名~170名)
男子 | 女子 | |
一次試験 | 約3倍 | 約4倍 |
二次試験 | 約4倍 | 約4倍 |
合計 | 約12倍 | 約16倍 |
この倍率が実際の幼児教室ではどのような合格者数になっているのかを以下で検証してみたいと思います。
二次試験合格率を合格実績で検証
幼児教室では合格実績を出されていますが、慶應義塾横浜初等部の場合、一次試験の合格者数、二次試験の最終合格者数の両方を開示されている教室があります。
メリーランド教育研究所になります。
一次試験 | 二次試験 | 二次試験合格率 | |
2022年度 | 17 | 3 | 5.7 |
2021年度 | 10 | 3 | 3.3 |
2020年度 | 8 | 6 | 1.3 |
2019年度 | 7 | 4 | 1.8 |
2018年度 | 14 | 5 | 2.8 |
2017年度 | 7 | 2 | 3.5 |
合計 | 63 | 23 | 2.7 |
もちろんその年その年のお子様の状況にもよるのですが、二次試験合格率は6年間の平均では約2.7倍となりました。
ただ、2021年度、2022年度と志願者が増加するにつれて、メリーランド教育研究所の二次試験合格率が低下しており、推察される二次試験合格率約4倍に収れんしていくように思います。
まとめ
慶應義塾横浜初等部は毎年志願者が増加しており、倍率では常にトップか2位になります。併願校対策も重要になってきます。
以下の記事をご参考頂き、本番の試験に向けて備えましょう。
【慶應義塾横浜初等部】過去問題と理英会ばっちりくんドリル対応表
【2023年度】慶應義塾横浜初等部の2022年度願書は福翁百話です。
【慶應義塾横浜初等部】過去問題と理英会ばっちりくんドリル対応表
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