こんにちは、すだちです。
今回は、慶應義塾横浜初等部の過去問題7年分の出題傾向です。
過去7年間の出題傾向を分析すれば、どの分野を重点対策すればよいのかがわかります。
それぞれの分野と対応する、こぐま会「ひとりでとっくん」、理英会「ばっちりくんドリル」を記載しています。
慶應義塾横浜初等部 過去問題分析
出題数が10の出題分野は10年連続、つまり毎年出題されているということです。
慶應義塾横浜初等部 過去問題の特徴
慶應義塾横浜初等部の考査は以下の構成です。
- 一次考査:ペーパーテスト
- 二次考査:体操テスト、製作・行動観察テスト
ここでは、一次考査のペーパーテストについての傾向です。
何よりも家庭での時間を大切に過ごしてきたかを見るペーパーテストの問題となっています。慶應義塾横浜初等部として独特の観点だと思います。
お話しの内容理解はほぼ毎年出題
近年は昔話や絵本の物語などではありません。日常生活のお話しであることが特徴です。その話の登場人物について聞かれので、答える必要があります。
日常から家族と過ごす時間で如何に物事を経験しているかが大切です。
図形は広い範囲から出題
図形の分野から広い範囲で出題されます。近年は図形では、「欠所補完」「点図形」が運筆を確認するテストとして出題が増えています。
また、四方からの観察、つみ木の数については、実際のつみ木を見て考えるという慶應義塾横浜初等部ならではの問題が出題されたこともあります。
常識、時の系列も出題されることも
初等部生としての常識があるかを確認されるテストです。理科的常識に加え、社会的常識、一般常識も必ずおさえましょう。
そして、時の系列も初等部の特徴です。例えば料理の絵が描かれたカードがあり、その順番を答えるものなどです。
ここでも、家庭の時間を大切にしているか否かも見られる問題となっています。
巧緻性テストは二次考査
毎年出題されている製作については、二次考査になります。二次考査は一次考査のペーパーテストを突破しないと受験できません。
製作テストは行動観察テストも兼ねた共同作業となっており、慶應義塾横浜初等部の考査の中で、最も難しいと思います。(体操は幼稚舎より難易度は低めなので)
また、慶應義塾横浜初等部は以下の記事もご参考いただけます。
遅くとも年長の春には過去問題集を購入、試験までに対策をしておくことが合格の秘訣です。
過去問題をいきなりお子様に解かせるのではなく、まず確認して傾向をつかむことが大切です。
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ここまでお読み頂きありがとうございました。