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【東京学芸大学附属大泉小学校】抽選、学費、倍率、進路、試験内容、幼児教室など受験情報まとめ

東京学芸大学附属大泉小学校
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当記事では、すだちが独自にまとめた東京学芸大学附属大泉小学校の抽選、学費、倍率、進路、試験内容、おすすめの幼児教室など受験情報です。小学校生活から受験情報まで合格に役立つ情報をご紹介します。

東京学芸大学附属大泉小学校の学校情報

アクセス

東京都練馬区東大泉にあり、東京学芸大学附属の国立小学校として、竹早、小金井、世田谷と並ぶ付属小学校。

沿革

1938年 東京府大泉師範学校付属小学校として開校。
1941年 東京府大泉師範学校附属国民学校と改称。
1947年 東京第三師範学校附属小学校と改称。
1949年 東京学芸大学東京第三師範学校大泉附属小学校と改称。
1951年 東京学芸大学附属大泉小学校と改称。
1967年 新校舎設立。
1969年 海外帰国児童教育学級(ゆり組)開設
1988年 一学級「たけ組」の増設

学芸大学附属大泉小学校の教育理念・教育目標

教育目標
自ら学び、自ら考え、ねばり強く取り組む子ども
支え合い、ともに生きる子ども
たくましく、清い心の子ども

東京学芸大学附属大泉小学校の教育の特色

国際児童学級

1969年に日本の小学校で初めて海外帰国子女のための特設クラスを設置しています。以来海外で生活した児童を受け入れ、児童一人ひとりの学習進度に合わせた指導を行っています。

現在は3~6年生の各学年に1クラス国際学級設けられています。一般学級の生徒に海外文化を紹介したり、茶道など日本の文化を学んだりする時間もあります。

生活団活動

1~6年生までの縦割り活動です。複数の学年で1グループ約30名の生活グループを作ります。1・6年生、2・5年生、3・4年生がペアとなり、上級生がリーダーシップをとって清掃や野菜作り、学校行事などに取り組んでいます。

東京学芸大学附属大泉小学校の通学区域

大泉小学校には通学区域があり、それを満たさないと受験資格がありません。以下の記事にまとめていますので、必ず確認してください。

東京・神奈川・千葉・さいたま 国立小学校 通学区域まとめ
【国立小学校の通学区域】東京、神奈川、千葉、埼玉国立小学校の通学制限。こんにちは、すだちです。 今日は、首都圏の国立小学校の通学区域、通学制限についてまとめます。国立小学校では、応募資格に「通学区域に...

東京学芸大学附属大泉小学校の学費

後援会入会金 250,000円
PTA入会金 10,000円
教材費 [年額] 約10,000円
給食費 [年額] 58,200円
PTA会費 [年額] 4,200円
後援会費 [年額] 50,000円

入学時初年度納入金合計 402,400円

その他、制服代、体操着やランドセルなどに費用がかかります。

入学時初年度で年額約100万円を超える私立と比較して、国立小学校はかなり安いです。

東京学芸大学附属大泉小学校の進学先

大泉小学校からは、附属の国際中等(中高一貫校)のほか学芸大学附属竹早中、小金井中、世田谷中に進学がえらべます。

約50%が付属の学芸大学附属国際中等教育学校に進学します。

東京学芸大学附属大泉小学校の抽選選抜方式

学芸大学附属大泉小学校の選抜方法は一次(抽選)→二次(テスト)→三次(抽選)の三段階の方式です。

一次抽選 通学の学区制限が厳しいこともあり、一次抽選が必要な志願者数に達しない年もあります。2019年入試では男子のみ抽選、女子は全員通過となりました。
二次考査 ペーパーテスト、集団、運動。男女ともに約60名~70名が通過します。
三次抽選 最後に抽選で男女それぞれ45名が合格します。当選確率は約66%、3人に2人です。

東京学芸大学附属大泉小学校の倍率

ここ9年の学芸大学附属大泉小学校の志願倍率です。募集人員は男子約45名、女子約45名の計約90名です。

通学区域制限が厳しいこともあり、志願者数は低下傾向です。

※ 通学区域について:http://www.es.oizumi.u-gakugei.ac.jp/

それでも、年により上下はありますが、男子は15倍前後、女子も15倍前後と難関です。最終的に合格を手にされるお子様は15人に1人の倍率をくぐりぬけてこられたということです。

学芸大学附属大泉小学校に合格するには、実力だけでなく、運も必要です。

東京学芸大学附属大泉小学校の合格率

男子

少し古くなりますが、2017年11月試験の男子の合格率分析です。

一次抽選はほぼ通過できますが、二次試験で約9倍とかなり絞り込まれます。さらに三次抽選では1.5倍の抽選があります。

女子

女子の合格率分析です。

一次抽選は抽選なし、二次試験で約8倍とかなり絞り込まれます。さらに三次抽選では1.6倍の抽選があります。

女子は男子と比較して、志願者数がやや少ない一方で、定員は男女同数なので女子がやや有利です。

東京学芸大学附属大泉小学校の二次試験

1次抽選を通過した約1,000名の男子、女子の子供達が試験に臨みます。

男女別、2日間にわたって行われます。

1日目:考査時間約70分。ペーパー、体操、集団活動

2日目:考査時間約40分~50分。巧緻性作業、グループ面接

ペーパーテスト

お話の記憶、数、図形、道徳や生活に関する常識問題が例年出題されます。過去問題集をしっかりやっておく必要があります。
お話の記憶は校内放送なので、その出題形式にも模試や幼児教室で慣れておく必要があります。

体操

模倣ダンス、ケンケンパーなどです。模倣ダンスは先生の真似をして踊ります。その時に子供達に流行っている歌で踊ることで有名です。

2019年度【U.S.A/DA PUMP】
2018年度【エビカニクス/ケロポンズ】
2017年度【PPAP/ピコ太郎】
2016年度【おどるポンポコリン/B.B.クイーンズ】
2015年度【ようかい第一体操/妖怪ウォッチ】

集団活動

2~4人のグループでゲームを行います。大切なことはグループメンバーと協力すること。そして、皆で相談しながら進める事です。

巧緻性差業

折り紙、豆を箸で掴んで移動させるなど、手作業や生活課題が中心の巧緻性テストです。

グループ面接

先生1名に対して三人一組のグループ面接です。同じ質問を各グループにするのではなく、各グループで異なる質問がされます。自信をもって答えましょう。

東京学芸大学附属大泉小学校の三次抽選

約8~9倍の二次試験を合格されて、最後に三次抽選があります。

当選確率約66%の抽選、3人に2人の確率で、晴れて入学候補者が選抜されます。

東京学芸大学附属大泉小学校に合格できる幼児教室は?

※ 各幼児教室のHPより集計。合格者1名または合格者数を開示されていない幼児教室は含めておりません。
※ 幼児教室により、2次試験合格者と最終抽選後の合格者で基準が異なります。詳細は各幼児教室のHPをご覧ください。

幼児教室別の合格実績です。募集人員は男子約45名、女子約45名、男女計約90名です。

トップはわかぎり21わかぎり21の合格者数は2次試験合格者です。2次試験合格者は男女計138名となりますが、およそ3.5人に1人がわかぎり21の講習または講座を受講している計算になります。また、わかぎり21は他の国立小学校にも強い幼児教室です。

次にジャック幼児教育研究所理英会ふたば会と続きます。

ふたば会は東京都練馬区にあり、大泉小学校のお膝元にある幼児教室で、大泉小学校には毎年安定した合格実績を上げられています。2016年度は11名もの合格者を輩出しています。

以上、そのお子様にあった幼児教室選びの参考になれば幸いです。

東京学芸大学附属大泉小学校の補欠合格

学芸大学附属大泉小学校は三次抽選で入学者候補が選抜されます。

その後の入学手続きで辞退する方が万が一いらっしゃれば、補欠合格がまわるのではと想定していますが、すだちは聞いたことがありません。

補欠合格の情報があれば、お問い合わせからご連絡いただければ幸いです。

東京学芸大学附属大泉小学校の試験内容

学芸大学附属大泉小学校の二次試験の内容を過去問題集でしっかりと対策し、幼児教室で集団行動や面接の対策をすることが大切です。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

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