行動観察

【小学校受験】コロナ禍における試験内容の変更点

小学校受験のコロナ
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こんにちは、すだちです。

今日は2021年度入試、コロナ禍における小学校受験の変更点について、こぐま会が考察されていましたので、まとめていきます。

コロナ禍による小学校受験への影響一覧

学校説明会、入試説明会
  • オンライン説明会が定着。
願書提出
  • Web出願が一般化。
面接
  • アクリル板を設置しマスクをして行う学校が多数。
  • マスクではなく、フェイスシールドを使用した学校もあり。
  • 東京農業大学稲花小学校ではZoomオンラインで面接を行った。
  • 雙葉小学校など通常三者面接を親子2名にしたり両親のみにしたりして、密をつくらない工夫をした学校もあり。
筆記用具
  • 感染を防ぐために、ペーパーテストで使用するクーピーペンを持参させたり、使ったクーピーを持ち帰らせた学校あり。

行動観察テストの変化内容(女子校)

子供たちの協調性を評価するために行動観察テストは多くの学校で実施されていますが、その内容にも変化がみられます。

1) ソーシャルディスタンスを保って実施。使用するペンを袋に入れてあるものの交換は許容。集団の製作はあるものの、相談を少なくして実施。
2) グループ活動はなし。簡潔な課題を行ったが、説明と進行はモニターからの指示。先生も含めて現場では声を出さない状況。
3) ソーシャルディスタンスを保って実施。相談はあるものの距離を保ち接触をさせないよう指示があり。自由遊びはなし。
4) 運動などの集団活動は実施。自由遊びなどのグループ活動はなし。お弁当もなし。(横浜雙葉と推定)
5) 集団制作などのグループ活動なし。制作課題はあり。
6) グループ活動は事前面接時に実施。個別テストを待つ間の自由遊びはなし。
7) 運動・手先の巧緻性課題で、子ども同士で共用する道具はなし。
8) チーム対抗のタッチは無し。はさみ・クーピー12色持参。
9) 少人数での箸つまみ実施。子ども同士の動きを制限した中での活動が多くなるものの、例年どおりの協力活動はあった。

行動観察テストの変化内容(共学校)

共学校でも行動観察テストの変化はあります。

1) 一人でできるお手玉投げを行った
2) 変化なし。運動の際にマスクを外す。
3) 時間を短縮して実施。運動、子どものみのグループ活動、集団制作、リレーなどはなし。
4) ゲーム・自由遊びなどのグループ活動なし。相談をして動物模倣をしたグループ活動はあり。
5) 例年の行動観察(集団活動やリレー競争)はなし。指示行動では、ボール・縄跳び・器械など道具を使うものはなし。

行動観察テストの変化内容(男子校)

1) 相談・友だちとの関わりはなし。筆記用具持参。
2) 変化なし。踊り(歌なし)のみ。

男子校は暁星小学校、立教小学校になります。1)が暁星、2)が立教です。

まとめ

来年度もコロナウィルスに対するワクチンが開発されなければ、この傾向は続くものと思います。

  • グループ活動は減少し、一人で実施する考査が増える。
  • 筆記用具などの共用を避けるため持参する必要がある。
  • 道具を使う行動観察テストは減少する。
  • 子供たちが密になる自由遊びは無し。

密にならない考査内容が増えますが、評価の観点はかわりません。

幼児教室で対策をしっかりして、本番に臨む必要があります。

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