当記事では、すだちが独自にまとめた国立音楽大学附属小学校のアクセス、学費、倍率、試験内容、おすすめの幼児教室など受験情報です。小学校生活から受験情報まで合格に役立つ情報をご紹介します。
国立音楽大学附属小学校の学校情報
アクセス
東京都国立市にある学校法人国立音楽大学が設置・運営する私立小学校。併設には国立音楽大学附属幼稚園、中学校、高等学校、国立音楽大学があります。
沿革
1926年 | 東京市四谷区番衆町(現・東京都新宿区四谷)の仮校舎にて東京高等音楽学院として開校 |
1947年 | 国立音楽学校に校名を改称 |
1951年 | 学校法人国立音楽大学に運営法人組織変更 |
1953年 | 国立音楽大学附属小学校設立 |
1962年 | 「冬の学校」開設 |
1963年 | 低学年における少人数学級編制 |
2007年 | 新校舎落成 |
国立音楽大学附属小学校の教育理念・教育目標
教育理念
日本で唯一の音楽大学附属小学校です。
- 豊かな知性・感性を土台とする人間形成
目指す姿
- 音楽の持つ力によって、本当の学力、さらに、人間性を育てていく
教育目標
- よく考え、進んで行動する子ども
- 思いやりのある、心の温かい子ども
- 元気よく遊べる子ども
国立音楽大学附属小学校の教育の特色
充実した音楽の授業
通常の音楽の授業を週1時間行うほかに、全学年コーラスとリトミックをそれぞれ週1時間、5,6年生はさらに器楽を週1時間実施します。
少人数クラス編成
全学年において全クラス30名以下の少人数学級編制を実現。子どもたちの学習や生活面における、よりきめ細かな指導と教育効果の向上に努めています。
放課後の音楽活動
放課後の活動として課外レッスンがあり、希望者はピアノ、ヴァイオリン、フルート、クラリネット、打楽器、ソルフェージュなどのレッスンを受講することができます。
国立音楽大学附属小学校の学費
2019年度実績です。
入学金 | 210,000円 |
施設設備費 | 120,000円 |
授業料 [年額] | 459,000円 |
維持運営費 [年額] | 90,000円 |
学級費 [年額] | 60,000円 |
わかば会会費 [年額] | 6,000円 |
入学時初年度納入金合計 945,000円
その他、教育・研究振興協力金1口 50,000円(1口以上、任意)があります。
また、課外レッスン希望者はレッスン費として、33,000円(1科目、3か月分)を四半期ごとに分納する必要があります。
国立音楽大学附属小学校の進学先
約60%の生徒が国立音楽大学附属中学校に進学します。
国立音楽大学附属中学校は音楽を専門にする音楽コース、通常のカリキュラムの文理コースがあります。
年によりますが、内部進学する生徒のうち、約60%が音楽コース、残りが文理コースに進学するようです。
国立音楽大学附属小学校の倍率
国立音楽大学附属小学校の受験倍率は非公開です。
全校生徒から定員の充足率を確認してみます。2019年時点の全校生徒数は293名。1学年平均約49名。
募集人員は内部進学を除き男女計約60名であることから、定員割れしています。
1クラスの人数
1クラス20名前後の少人数編成のため、3クラスとすると、1クラス平均16名です。
1クラス16名であれば、一人ひとりの生徒に先生の目が行き届くため良い教育環境だと思います。
国立音楽大学附属小学校に合格できる幼児教室は?
※ 各幼児教室のHPより集計。直近の人数など詳細は各幼児教室のHPをご参照ください。
※ 合格者数を示されていない幼児教室は含めておりません。
国立音楽大学附属小学校の募集人員は第一回(A入試、B入試)、第二回(C入試)合わせて男女計60名です。
トップは東京英才学院。7名の合格者数は他の幼児教室を引き離しています。東京英才学院在籍生が募集人員の約1割を占めています。
そのお子様にあった幼児教室選びの参考になれば幸いです。
国立音楽大学附属小学校の試験内容
国立音楽大学附属小学校の考査はA入試が11月3日前後、B入試が11月14日前後、C入試が12月5日前後に例年あります。
過去問題集や幼児教室でしっかりと対策をしておきましょう。
また、併せて、ぜひ、すだちの絶対合格!!お受験noteもご活用ください。
夏までには過去問題集を購入、一度目を通して、試験までに対策をしておくことが合格の秘訣です。
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