【2022年度】立教小学校の幼児教室別合格者数・受験倍率

今回は、2021年度入試（2020年11月実施）の立教小学校の倍率および幼児教室別合格者数のランキングです。

今年、2022年度入試や今後に向けて参考にしていただければと思います。

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立教小学校の受験倍率の動向

募集人員は男児約120名です。首都圏の男子校は立教小学校と暁星小学校の2校になります。暁星は幼稚園がありますが、立教は小学校からのため、全員が外部受験生です。

立教小学校の2017年11月から2020年11月までの志願者数および、志願倍率の推移です。

2020年11月は男子の志願者数が前年度+79名の510名となっています。

ここ4年で最も多い志願者数となり、500人第の大台になりました。

志願者が増えたので、当然、志願倍率も上がります。3.6倍→4.3倍と狭き門となりました。

志願倍率ですので、実際の受験者は棄権される方もいるので、受験倍率はこれよりも低いと想定されますが、これまでは3人に1人合格が、4人に1人合格という水準に上がっていることになります。

※　2020年1月25日時点の各幼児教室HPの公表数字を集計しています。
※　詳細は各幼児教室HPにてご確認ください。
※　伸芽会は学校別の合格者数非公開なので、含めておりません。

約120名の募集人員に対して、約55％もの合格者を輩出されています。約半分はジャック在籍生だということです。

他の幼児教室と比較すると、その合格者数は圧倒的です。

ジャック幼児教育研究所の立教小学校のここ5年の合格者数推移は　’16（81名）→’17（77名）→’18（64名）→’19（58名）→’20（66名）です。

5年間の推移では、徐々に合格者数を減らしてきていましたが、おととしの水準まで回復しています。

暁星小学校との傾向の違い

暁星小学校ではジャックとスイングの差が肉薄してきています。一方、立教小学校はジャックとスイングの差は約50名もの差があり、これはスイングに通われている方は併願校として暁星を志向し、立教狙いではないということを示唆しています。

逆に、立教を志望される方は素直にジャックをメインにされた方が良いと思います。

第2位は理英会。3位のスイングとは1名の差ですが、2位にランクインです。昨年は12名合格、今年は11名合格と安定の合格実績です。

第3位は、スイング幼児教室。昨年と同様の3位です。

スイング幼児教室の立教小学校のここ5年の合格者数推移は　’16（3名）→’17（7名）→’18（11名）→’19（12名）→’20（10名）です。

スイングに通われる方は慶應・早実志望の方が多いため、立教は併願校ではないように思います。慶應・早実の併願校としては暁星、学習院、洗足、青学あたりではないでしょうか。

第4位はわかぎり21。わかぎり21は池袋に本部があり、立教専科コースもあるため立教には強い幼児教室です。

昨年は13名合格、今年は9名合格と若干減らしましたが、安定合格実績かと思います。

立教小学校合格者が通う、教室数が2教室以下の幼児教室は以下です。

立教小学校の合格者を輩出している幼児教室は多くあります。大手幼児教室だけではなく、個人の教室に通うメリットもあるので、ご参考いただければと思います。