今回は、2021年度入試(2020年11月実施)の東京女学館小学校の補欠合格、繰り上げ合格の推移について考察したいと思います。
今年、2022年度入試や今後に向けて参考にしていただければと思います。
東京女学館小学校合格を辞退する理由
東京女学館小学校の補欠合格者数は学校HPには公開されていません。
また、東京女学館小学校は専願のAO入試、併願可能な一般入試に分かれています。AO入試の方は辞退しないため、一般入試の方が辞退すると繰り上げ合格が回ることになります。
AO入試の定員が45名、一般入試の定員が35名のため、35名の動きに注目が集まります。
東京女学館小学校の合格者の方が辞退されるケースはおおよそ以下かとおもいます。
- 国立小学校に合格、国立小学校に進学するケース。
- 慶應義塾幼稚舎や早実初等部など難関私立共学校に合格し、そちらに進学するケース。
- 他の女子難関校に進学するケース。
- 自宅からの通学が遠方のため、他校に進学するケース。
東京女学館小学校の幼児教室別合格者推移
大手幼児教室では合格者数を開示しています。
日にちによってその合格者数が増加していきますが、その推移を時系列で追うことで繰り上げ合格の人数をある程度割り出すことが出来ます。
以下の記事に2021年度合格者の幼児教室別合格者数ランキングがあります。
このうち、東京女学館小学校の合格者数が多いジャック、こぐま会、スイング、理英会の合格者数推移を追います。
東京女学館小学校の繰り上げ合格者数
11/6 | 21 | 28 | 12/4 | 16 | 1/27 | |
ジャック | 44 | 51 | 54 | 54 | 56 | 59 |
スイング | 12 | 12 | 12 | 12 | 12 | 12 |
こぐま会 | ー | ー | ー | 28 | 31 | |
理英会 | ー | 2 | 2 | 3 | 4 | 8 |
東京女学館小学校の合格発表は以下です。
- AO考査 11月1日
- 合格発表 11月1日
- 入学手続 11月2日
- 一般考査 11月2~3日
- 合格発表 11月3日
- 入学手続 11月4日
各幼児教室で合格者数の開示タイミングが異なります。ジャック、スイング、理英会はいち早く開示、こぐま会は全体が集計されてからの開示となっています。
ジャックは11/21に+7名増加、11/28に+3名増加、12/16に+2名増加、1/27に+3名増加です。
スイング幼児教室は補欠合格を含めないため人数に変動はありません。
こぐま会は1/27に+3名増加しています。
理英会は12/4で+1名増加、12/16で+1名増加、1/27で+4名増加しています。
まとめ
まとめるとジャック+15名、こぐま会は+3名、理英会の+6名、合計21名は繰り上げ合格の可能性が高いです。
幼児教室の併用もありますので実際にこれよりは実合格者数としては少ない可能性もあります。ただ、伸芽会が非公開のためそれもカウントすると繰り上げ合格が増加する可能性もあります。
ここでは幼児教室の併用を考えないとして、一般入試の35名の定員に対して約20名程度繰り上げ合格が回る可能性があると言えます。
12月や1月に入っても繰り上がる可能性があります。
ご参考いただければと思います。
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ここまでお読み頂きありがとうございました。