当記事では、すだちが独自にまとめた埼玉大学教育学部附属小学校のアクセス、学費、倍率、進学先、試験内容、おすすめの幼児教室など受験情報です。小学校生活から受験情報まで合格に役立つ情報をご紹介します。
埼玉大学教育学部附属小学校の学校情報
アクセス
埼玉県さいたま市浦和区にある国立小学校。
沿革
1874年 | 埼玉県師範学校内に附属小学校開設 |
1877年 | 浦和小学校を附属小学校とし、児童を同校へ移し、教育実習開始 |
1903年 | 埼玉県女子師範学校附属小学校開設。 |
1935年 | 埼玉県師範学校附属小学校を現在地に新築 |
1941年 | 埼玉県師範学校附属国民学校と埼玉県女子師範学校附属国民学校となる。 |
1949年 | 埼玉大学の設置(埼玉師範、青年師範学校、浦和高等学校を併合)に伴い、埼玉大学附属小学校となる。 |
1951年 | 埼玉大学教育学部附属小学校に改称。 |
1972年 | 創立100周年。 |
2004年 | 国立大学法人化 |
筑波大附属小学校などの国立小学校と同じく、100年を超える伝統を持つ国立小学校です。
埼玉大学教育学部附属小学校の教育理念・教育目標
勤労をいとわない自主的精神の旺盛な、人間性豊かなよき社会人を育成する。
かしこく
自主的、積極的に学習に取り組み、考える子供。
○ 進んで問題を見出し、解決にたち向かう。
○ 学習や作業などで、自ら考え創造する。
あかるく
あかるくのびのびと行動する子供。
○ 子供らしい品格をもち、礼儀正しく節度のある行動をする。
○ 崇高なもの、偉大なもの、美しいものなどに触れ、豊かな心情をもつ。
なかよく
仲間とともに力を合わせる子供。
○ 集団の構成員として自覚をもつ。
○ 仲間や自然を愛する豊かな心情をもつ。
○ 集団の目的や規則を尊重し実行する。
たくましく
健康な身体と強靭な意志力をもって、ねばり強くやりぬく子供。
○ 全力をつくして自己をきたえようとする。
○ 困難に耐えて物事をやり通す。
○ 勤労を大切にする。
埼玉大学教育学部附属小学校の教育の特色
教育実習学校としての性格
教育学部の学生が教育実習生として来校し、小学校の教師として必要な資質を身につけるため参観や実習を行う。したがって実習期間中(1学期4週間,2学期4週間,3学期2週間計10週間)児童は実習生の指導を受けることが多い。
学生である教育実習生の授業になるため、どうしても経験豊かな先生に比べて教え方に不慣れな面は目立ちます。国立小学校のデメリットの一つですので、事前に納得の上、受験しましょう。
研究、実験学校としての性格
教育上のさまざまな研究や実験をする学校。教育研究の必要上、いろいろな学習指導法が実験されたり、調査研究が進められたりする。保護者に協力を要請する面が多い。
地域の学校教育へ協力する性格
県や市町村教育委員会等と緊密な連携のもとに地域学校の研究や現職教育に協力します。そのため県下の小学校や教科研究団体の招請に応じています。また、研究主題にもとづいて進められた研究の業績や結果を発表・討議する研究協議会を定期的に開催し、研究実践の交流を図っています。
埼玉大学教育学部附属小学校の通学区域
通学距離、通学時間、病気・けが時の送迎、災害時・事故発生時の安全確保等をも
とにして定めた次の公立小学校区域に保護者と同居している必要があります。
◎さいたま市
- 北区、大宮区、中央区、桜区、浦和区、南区、緑区の全公立小学校通学区域
- 西区、見沼区は次の公立小学校通学区域。
指扇小、馬宮東小、植水小、大宮西小、栄小、宮前小、
大砂土東小、見沼小、片柳小、蓮沼小、大谷小、島小、海老沼小
◎蕨市、戸田市の全域
◎川口市
国道122号より西側の区域。ただし、次の公立小学校通学区域は、全域含む。
本町小、舟戸小、十二月田小、戸塚小、元郷南小、戸塚東小、戸塚北小、
戸塚綾瀬小、戸塚南小
(出所:埼玉大学教育学部附属小学校HP http://www.fusho.saitama-u.ac.jp/)
埼玉大学教育学部附属小学校の学費
2019年度実績です。
入学時教材費 | 25,000円 |
新和会会費 [年額] | 6,000円 |
後援会会費 [年額] | 24,000円 |
PTA会費 [年額] | 2,400円 |
給食費 [年額] | 50,160円 |
教材費 [年額] | 27,600円 |
積立金 [年額] | 24,000円 |
入学時初年度納入金合計 159,160円
国の補助金があることが大きいですが、年間100万円を超える私立小学校と比べ、国立小学校ははるかに安価な設定となっています。
埼玉大学教育学部附属小学校の進学先
希望者は全員、埼玉大学教育学部附属中学校に内部進学が可能。ただし、外部受験をする場合にはその資格を失う。
全員が併設の附属中学校に進学できるのは極めて珍しいです。埼玉大学教育学部附属小学校の大きなメリットの一つです。
埼玉大学教育学部附属小学校の倍率

埼玉大学教育学部附属小学校の募集人員は、男子約35名 女子約35名の男女計約70名です。
まず、選抜方式は以下です。
一次選考(ペーパー・集団・運動)→二次選考(集団・親子面接)→三次選考(抽選)
- 男子は2019年11月は倍率を落としましたが、それ以前は約4倍であり、元の水準に戻ることも十分に考えられます。
- 女子は年々倍率が上がっており、約3倍を超えています。
なお、三次選考の抽選のみの倍率は1.4倍~1.6倍で、3人に1人は最後の抽選で不合格となってしまいます。


埼玉大学教育学部附属小学校に合格できる幼児教室は?

※ 各幼児教室のHPより集計。直近の人数など詳細は各幼児教室のHPをご参照ください。
※ 合格者1名または合格者数を開示されていない幼児教室は含めておりません。
幼児教室別の合格実績です。
トップはSOCRAJr(ソクラジュニア)。23名合格と突出しています。小学校受験から大学受験までを扱うSOCRAグループのジュニア部門です。毎年多数の合格者を輩出しています。
次に、つばさ会。埼玉県さいたま市浦和区にあり、埼玉の国立・私立幼稚園、小学校受験に強い幼児教室です。毎年10名を超える埼玉大学教育学部附属小学校の合格者を輩出しています。
そのお子様にあった幼児教室選びのお役に立てれば幸いです。


埼玉大学教育学部附属小学校の試験内容
埼玉大学教育学部附属小学校の選抜方式は以下です。
一次選考(ペーパー・集団・運動)→二次選考(集団・親子面接)→三次選考(抽選)
幼児教室や過去問題集でしっかりと対策しておきましょう。
また、面接対策や願書対策は併せて、ぜひ、すだちの絶対合格!!お受験noteもご活用ください。
年長の夏までには過去問題集を購入、一度目を通して、試験までに対策をしておくことが合格の秘訣です。
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