私立小学校:京都

【洛南高等学校附属小学校】倍率、学費、試験内容、作文、幼児教室など受験情報まとめ

洛南高等学校附属小学校
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当記事では、すだちが独自にまとめた洛南高等学校附属小学校のアクセス、学費、倍率、試験内容、保護者の作文、おすすめの幼児教室など受験情報です。小学校生活から受験情報まで合格に役立つ情報をご紹介します。

洛南高等学校附属小学校の学校情報

アクセス

学校法人真言宗洛南学園が設置・運営する私立小学校。2014年4月、京都府向日市に開校。併設の洛南高等学校、附属中学校は京都市南区にあります。

沿革

約1200年前、日本文化の父といわれる空海弘法大師が庶民の為の教育の場としてつくられた日本最初の私立小学校「綜芸種智院」までさかのぼります。

歴史の中で受け継がれてきた空海弘法大師の建学の精神に基づいて、1962年洛南高等学校として発足。さらに1985年洛南高等学校附属中学校を開校。

2006年、男子校から共学校へ移行、2014年洛南高等学校附属小学校を開校。

洛南高等学校附属小学校の教育理念・教育目標

空海弘法大師の教え

  • 物の興廃は必ず人に由る、人の昇沈は定めて道に在り

この世のありようはひとえに一人ひとりの人間にかかっている

人のありようというものはその人の歩む道によって決まる

この空海弘法大師の教えを洛南高等学校附属小学校は建学の精神としています。

教育方針

「洛南教育」とは以下を示す。

  • 徳育(礼儀と自立心を備えた人間を育む)
  • 体育(生きていく基本となる体力を育成)
  • 共同(行事を通して他人の立場を理解)
  • 自省(教師・親の成長が子どもの成長につながる)

教育の特色

  • 仏法を学び、日本の伝統・文化を大切にし、礼儀作法を身に付ける情操教育
  • 「読み・書き・そろばん」を中心とした教科学習
  • 健康な体と健全な精神を育成する体育的行事
  • 児童一人ひとりが自らを伸ばしていけるように導き、深く確実に育てる小・中・高12年一貫教育で、賢く、熱く、おおらかに生きる力を持った人を育てる。

洛南高等学校附属小学校の学費

2020年度の実績です。

入学金 150,000円
授業料 [年額] 792,000円
教育費 [年額] 180,000円
空調費 [年額] 5,000円
制服等制定学用品費 [年額] 約100,000円

入学時初年度納入金合計 1,227,000円

洛南高等学校附属小学校の進学先

原則として全員が洛南高等学校附属中学校へ内部進学できます。

洛南高等学校附属中学校の児童も原則として、洛南高等学校附属高等学校へ進学できます。

洛南高等学校附属高等学校の大学進学実績は学校HPを参照ください。

洛南高等学校附属小学校の倍率

以下は2018年からの実績になります。

洛南高等学校附属小学校受験倍率

募集人員は男女計約90名です。

受験者数は150名前後と一定の人数で推移しています。男女別の受験倍率は非公表ですが、男女計の全体の受験倍率は開示されています。

1.6倍~1.7倍と、3人に2人が合格する水準です。しっかりとした対策が必要です。

洛南高等学校附属小学校に合格できる幼児教室は?

洛南高等学校附属小学校

※ 各幼児教室のHPより集計。直近の人数など詳細は各幼児教室のHPをご参照ください。
※ 合格者1名または合格者数を開示されていない幼児教室は含めておりません。

幼児教室別合格実績です。

しょうがく社

トップはしょうがく社

しょうがく社の洛南高等学校附属小学校のここ3年の合格者数推移は’18(81名)→’19(82名)→’20(83名)です。

募集人員90名のうち、約90%がしょうがく社在籍生であることを示しています。

10人に9人がしょうがく社在籍生ということで凄まじい実績です。

しょうがく社の合格実績には年長児が必ず入会するきりん児の会の数が含まれていると思いますので、詳細は幼児教室までお問い合わせください。

くま教育センター

第2位はくま教育センター

募集人員90名のうち、約33%がくま教育センター在籍生であることを示しています。

3人に1人がくま教育センター在籍生ということです。

成基学園TAM

第3位は成基学園TAM

募集人員90名のうち、約20%が成基学園TAM在籍生であることを示しています。

幼児教室によって合格者の基準が異なるため、詳細は確認しましょう。

洛南高等学校附属小学校の試験内容

洛南高等学校附属小学校の考査は、例年9月中旬、面接は8月下旬に行われます。

考査内容は、ペーパーテスト、運動テスト、行動観察テスト、保護者面接・保護者作文などによる総合判定です。

ペーパーテスト

・数量
・構成
・常識

などです。

運動テスト

・模倣体操(行進など)
・ボール投げ上げ

などです。

洛南高等学校附属小学校の試験では保護者作文が必要。

洛南高等学校付属小学校では、お子様の考査だけでなく、保護者作文があります。

  • 課題1:保護者作文用紙に300文字相当のテーマ作文を書いて面接当日に持参します。お題は「なぜお子様を洛南高等学校附属小学校に入学させたいか」
  • 課題2:考査中に、保護者を対象とした作文課題が2回実施されます。テーマはそれぞれ3つの中から一つ選択し、父、母、それぞれ思う所を書きます。600文字を1時間で書ききる必要があります。

課題2の考査中の作文については、以下のようなお題が過去ありました。ご参考ください。

【1回目】

  • 「子を知る親に若かず、然も子を知らざることもまた往々にして親に若かず」
  • 「情報に溺れる親が多いこと」
  • 「横で比べず、縦で比べよ」
  • 家庭教育での母親の役割について(父親向け)家庭教育での父親の役割について(母親向け)
  • ヘリコプターペアレントについてどう思うか。
  • 自尊感情=褒める教育の是非について

【2回目】

  • 母親から受けた躾で子どもに伝えたいものとその理由。
  • 「一家は習慣の学校なり。父母は習慣の教師なり。」(福澤諭吉の言葉)についてどう思うか。
  • 「父親は中学生からが出番」の是非について
  • 「快適すぎるリビングは子どもの五感を鈍らせてしまう」
  • 「親が子どもに遺せる一番の財産は、親の自立である」
  • 「ひとりの子どもを育てるには、村じゅうみんなの力と知恵が必要だ」

ペーパーテストは洛南教育を反映し、約40枚近くありかなり長時間の考査となります。また出題範囲は多岐にわたり、集中力、忍耐力、思考力が求められます。

運動テストは運動そのものよりも、指示をしっかり聞く力、最後まで頑張りとおす意欲が大切です。

保護者作文も例年かなりの難題のため、幼児教室でしっかりと対策をしましょう。

年長の春までには過去問題集を購入、一度目を通して、試験までに対策をしておくことが合格の秘訣です。

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