今回は、青山学院初等部の2022年度(2021年秋実施)入試問題、試験内容についてです。
2022年度の青山学院初等部の入試は例年通り、適性検査A、適性検査Bのテストとなりました。
- 適性検査A:ペーパーテスト
- 適性検査B:行動観察テスト、運動・体操テスト
理英会が入試問題速報として発表しており、その内容についてみていきたいと思います。
来年度、2023年度入試に向けて、参考にしていただければ幸いです。
青山学院初等部の適性検査A(ペーパーテスト)
ペーパーテストは以下の単元から出題されています。基本に忠実に、しっかりと解けるよう練習しておきましょう。
※以下は適性検査A女子の内容です。
- お話の記憶
- 仲間はずれをさがす
- 映像の記憶
- 重ね図形
- 言語(最後の音が同じものに〇をつける)
など・・・
※以下の各分類のリンクから購入できるようにしています。
分類 | こぐま会 | 理英会 |
お話しの記憶 | ・お話の内容理解14 ・お話の内容理解15 ・点検ノート1 ・点検ノート2 |
・お話の記憶(基礎) ・お話の記憶(応用) ・短文の記憶(基礎) ・短文の記憶(応用) ・長文の記憶(基礎) ・長文の記憶(応用) |
仲間はずれ | ・29仲間はずれ ・84仲間あつめ |
・仲間(基礎) ・仲間(応用) |
映像の記憶 | ・具体物の記憶73 ・方眼上の記憶83 |
・映像の記憶(基礎) ・映像の記憶(応用) |
重ね図形 | ・47重ね図形 ・39線対象 ・98図形構成 |
・重ね図形(基礎) ・重ね図形(応用) |
言語 | ・27一音一文字 ・28同頭音・同尾音 ・60ようす言葉 ・77動き言葉 |
・言葉(基礎) ・言葉(応用) |
上記は、理英会から青山学院初等部の考査を受験されたお子様からの聞き取りなので、他にも問題は出題されていたと思います。
青山学院初等部の適性検査B(行動観察テスト、制作テスト)
以下は適性検査B男子の内容です。
行動観察テスト
- 自己紹介をする
- 指示行動
‐先生がタンバリンをたたいたら歩く
‐先生がカスタネットをたたいたら手をたたく - 写真撮影ごっこ(はい、ポーズ)
- 絵本の読み聞かせ、質問に答える
- 自由遊び
いずれも幼児教室の行動観察クラスや学校別クラスで練習しておかなければ、まずできません。必ず行動観察クラスのある幼児教室に通われてください。

制作テスト
行動観察テストの一環で制作テストがあるのが青山学院初等部の特徴です。制作テストの内容は以下です。
- みんなでお話をつくり、それに出てきたものをつくる
- くわがたづくり
お話しづくりについては以下の教材で練習をしておきましょう。
クワガタづくりは巧緻性の課題でも良く出てきますので、やったことがある/ないで差がついたのではないでしょうか。
(2025/03/21 23:45:41時点 Amazon調べ-詳細)
青山学院初等部の適性検査B(運動・体操テスト)
以下は適性検査B男子の内容です。
青山学院初等部の2022年度入試、運動・体操テストのお題は以下です。
- リレー
- 模倣体操
- フラフープを使った運動
リレー、模倣体操はスタンダードな内容ですので、あまり差はつかないと思います。
フラフープを使った運動も幼児教室の体操クラスや体操教室に通っていれば、対策できたと思います。ご家庭でも実践はされた方が良いと思います。
まとめ
青山学院初等部の2022年度の考査内容は、例年通りの内容でした。
ペーパーテストは個別形式かそうでないかはその年によるのでどちらも対応できるようにしておきましょう。
考査の内容が独特ですので、青山学院初等部の学校別クラスに通わなければ合格は難しくなっています。