関東における小学校受験界、新進気鋭の幼児教室、スイング幼児教室の2023年度(2022年秋実施)の合格実績、合格者数の速報値まとめです。
スイング幼児教室合格速報(2023年12月10日時点)
2023年度の合格実績もスイング幼児教室では、補欠合格を含まない合格者数です。
大手幼児教室では辞退による繰り上げ合格、いわゆる補欠合格を含むのですが、スイング幼児教室では補欠合格を含まず、あくまで合格基準に達していたかを大切にされています。
この方針を貫かれているのは、さすがだと思います。
※複数合格含む
※講習生、補欠合格は含まない
※ * がついている募集人数は内部進学者数を含みます。
スイング幼児教室合格者数2023年度(東京)
東京 | 合格者数 | 募集人員 | 割合 | 昨年 合格者数 |
昨年比 |
慶應義塾幼稚舎 | 44 | 144 | 31% | 42 | 105% |
早稲田実業学校初等部 | 40 | 108 | 37% | 39 | 103% |
学習院初等科 | 26 | 80 | 33% | 25 | 104% |
暁星小学校 | 32 | 80 | 40% | 33 | 97% |
成蹊小学校 | 21 | 112 | 19% | 27 | 78% |
立教小学校 | 15 | 120 | 13% | 12 | 125% |
青山学院初等部 | 17 | 88 | 19% | 14 | 121% |
雙葉小学校 | 14 | 40 | 35% | 12 | 117% |
白百合学園小学校 | 16 | 60 | 27% | 15 | 107% |
聖心女子学院初等科 | 28 | 96 | 29% | 23 | 122% |
東洋英和女学院小学部 | 13 | 50 | 26% | 14 | 93% |
立教女学院小学校 | 10 | 72 | 14% | 11 | 91% |
東京女学館小学校 | 11 | 80 | 14% | 9 | 122% |
日本女子大学附属豊明小学校 | 10 | 54 | 19% | 6 | 167% |
田園調布雙葉小学校 | 15 | 65 | 23% | 7 | 214% |
桐朋学園小学校 | 3 | 72 | 4% | 2 | 150% |
桐朋小学校 | 0 | 46 | 0% | 3 | 0% |
目黒星美学園小学校 | 17 | 120 | 14% | 12 | 142% |
東京農業大学稲花小学校 | 25 | 72 | 35% | 23 | 109% |
トキワ松学園小学校 | 4 | 40 | 10% | 4 | 100% |
国立学園小学校 | 1 | 120* | 1% | 1 | 100% |
品川翔英小学校 | 2 | 40 | 5% | 4 | 50% |
聖ドミニコ学園小学校 | 2 | 60 | 3% | 2 | 100% |
昭和女子大学附属昭和小学校 | 7 | 105* | 7% | 2 | 350% |
成城学園初等学校 | 3 | 68 | 4% | 8 | 38% |
聖学院小学校 | 3 | 72* | 4% | 1 | 300% |
玉川学園小学部 | 7 | 90 | 8% | 7 | 100% |
文教大学付属小学校 | 3 | 50 | 6% | 1 | 300% |
東京都市大学付属小学校 | 16 | 65 | 25% | 9 | 178% |
光塩女子学院初等科 | 5 | 80 * | 6% | 1 | 500% |
国立音楽大学附属小学校 | 1 | 60 | 2% | 1 | 100% |
慶應義塾幼稚舎
慶應義塾幼稚舎44名合格で昨年比より若干増加しています。
やはり、白金、田町、自由が丘の3校体制で40名を超える合格者数は素晴らしいと思います。
募集人員のうち4人に1人はスイング幼児教室在籍生になります。そして、昨年と同数の合格者数を出されているということは、そのハイレベルな生徒を輩出される並大抵のことではないと思います。
非常に厳しいとのことですが、その環境でお子様が成長するのであればやはり選択肢になりえると思います。
早稲田実業学校初等部
早稲田実業学校初等部は40名合格で昨年とほぼ同数です。3人に1人がスイング幼児教室在籍生になります。
学習院初等科、暁星小学校
学習院初等科は26名合格で昨年とほぼ同数です。3人に1人がスイング幼児教室在籍生になります。
暁星小学校は、若干合格者数が減少しましたが、3人に1人がスイング幼児教室在籍生になります。
雙葉小学校、白百合学園小学校、聖心女子学院初等科
カトリックミッションスクールの御三家、雙葉小学校、白百合学園小学校、聖心女子学院初等科は昨年と比較して、合格者数が伸びています。
2023年度もスイング幼児教室の規模で、雙葉小学校の募集人員40名のうち、14名の合格は驚異的だと思います。
白百合学園小学校、聖心女子学院初等科も合格者数を伸ばしており、募集人員の約30%、3人ないしは4人に1人がスイング幼児教室の在籍生です。
田園調布雙葉小学校、日本女子大学附属豊明小学校
昨年から比べ、田園調布雙葉小学校、日本女子大学附属豊明小学校も大きく伸びています。
両校ともに約20%と、5人に1人がスイング幼児教室の在籍生です。
東京農業大学稲花小学校
72名の募集人員のうち、25名の合格はやはり驚異的です。
慶應、早実はじめ難関校の併願される方が非常に多いため、複数合格者が多くを占めていると思います。
東京都市大学付属小学校
2023年度は東京都市大学付属小学校も伸びています。16名合格は5人に1人がスイング幼児教室の在籍生です。
スイング幼児教室合格者数2023年度(神奈川)
神奈川 | 合格者数 | 募集人員 | 割合 | 昨年 合格者数 |
昨年比 |
慶應義塾横浜初等部 | 41 | 108 | 38% | 46 | 89% |
洗足学園小学校 | 43 | 50 | 86% | 48 | 90% |
横浜雙葉小学校 | 32 | 84 | 38% | 29 | 110% |
精華小学校 | 31 | 80 | 39% | 20 | 155% |
桐蔭学園小学部 | 19 | 70 | 27% | 24 | 79% |
森村学園初等部 | 30 | 80 | 38% | 19 | 158% |
青山学院横浜英和小学校 | 8 | 66* | 12% | 3 | 267% |
カリタス小学校 | 9 | 108* | 8% | 8 | 113% |
湘南白百合学園小学校 | 7 | 108* | 6% | 3 | 233% |
聖ヨゼフ学園小学校 | 4 | 70 | 6% | 5 | 80% |
桐光学園小学校 | 3 | 72 | 4% | 4 | 75% |
慶應義塾横浜初等部
慶應義塾横浜初等部は合格者が減少しています。
とはいえ、41名合格、108名の募集枠に対して、38%がスイング幼児教室在籍生ですので、3人に1人の割合になります。
やはりその高い合格率は顕在です。
洗足学園小学校
昨年の記事でも書いておりますが、慶應義塾幼稚舎や慶應義塾横浜初等部、早稲田実業学校初等部の併願校として受験されている方も多くいらっしゃいます。
スイング幼児教室では補欠合格をカウントされていないので、正規合格で43名合格です。
昨年から合格者数は減少していますが、正規合格者のみであることを考えると、そのレベルの高さは驚異的であることに変わりありません。
精華小学校
2023年度は精華小学校の合格者数が大きく伸びています。
31名合格と、5人に2人がスイング幼児教室在籍生になります。
横浜雙葉小学校、森村学園初等部
横浜雙葉小学校、森村学園初等部いずれも合格者数が伸びています。
両校ともに募集人員に対して38%と、 5人に2人がスイング幼児教室在籍生になります。
スイング幼児教室合格者数2023年度(埼玉)
埼玉 | 合格者数 | 募集人員 | 割合 | 昨年 合格者数 |
昨年比 |
さとえ学園小学校 | 64 | 72 | 89% | 32 | 200% |
浦和ルーテル学院小学校 | 19 | 75 | 25% | 16 | 119% |
西武学園文理小学校 | 52 | 96 | 54% | 10 | 520% |
開智小学校 | 10 | 120 | 8% | 3 | 333% |
埼玉県の小学校は軒並み合格者数が増加しています。
特に西武学園文理小学校は合格者数が急増しており、埼玉県受験が定着してきた証左かと思います。
さとえ学園小学校に至っては64名合格と、募集人員に迫る合格者数となっています。
どの幼児教室でも都内、神奈川県の受験者は埼玉県の受験をされますが、この合格者数をみると、スイング幼児教室在籍生の底力の高さがここでも表れていると思います。
スイング幼児教室合格者数2023年度(千葉・茨城)
千葉・茨城 | 合格者数 | 募集人員 | 割合 | 昨年 合格者数 |
昨年比 |
日出学園小学校 | 2 | 102 | 2% | 2 | 100% |
江戸川学園取手小学校 | 2 | 90 | 2% | 1 | 200% |
開智望小学校 | 1 | 96 | 1% | 1 | 100% |
2022年度に比べ、千葉県、茨城県の受験された小学校が減少しています。
これはスイング幼児教室が田町、白金、自由が丘と都内、神奈川県に偏っているためと考えられます。
千葉県の私立小学校は理英会、桐杏学園が候補になってくると思います。
スイング幼児教室合格者数(2022年度)
過去の合格者数実績は以下の記事をご覧ください。
スイング幼児教室合格者数(2021年度)
過去の合格者数実績は以下の記事をご覧ください。
スイング幼児教室合格者数(2020年度以前)
過去の合格者数実績は以下の記事をご覧ください。
まとめ
ここ数年、スイング幼児教室躍進は凄まじい勢いでした。
2023年度は、慶應義塾幼稚舎、慶應義塾横浜初等部、早稲田実業学校初等部、洗足学園小学校など最難関層では、大きく伸びることなく、微増または横ばいとなっています。
ただ、3校しか校舎がないため、生徒数が大きく増えていないことが要因であり、そのレベルの高さを維持されていること自体がすごいことであると思います。
そして、雙葉、白百合、聖心といったミッションスクール難関女子校も合格者数を伸ばし、神奈川県でも横浜雙葉、森村学園、精華小学校で合格者数を軒並み伸ばしています。
そして埼玉県の合格者数はそのレベルの高さを証明しています。
非常に厳しいことでも有名な教室ではありますが、最難関を合格される複数合格者が多数いらっしゃるとも推察され、このレベルについていけるお子様には良い幼児教室であると思います。
この実績を見て入室をお考えになる方は、一度体験されてもよいと思います。
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