当記事では、すだちが独自にまとめた宝仙学園小学校のアクセス、学費、倍率、試験内容、おすすめの幼児教室など受験情報です。小学校生活から受験情報まで合格に役立つ情報をご紹介します。
宝仙学園小学校の学校情報
アクセス
東京都中野区にある学校法人宝仙学園が設置・運営する真言宗豊山派の私立小学校。
併設に、宝仙学園幼稚園、宝仙学園中学・高等学校共学部理数インター、宝仙学園高等学校女子部、こども教育宝仙大学があります。
沿革
1953年 | 宝仙学園小学校を開校。 |
1959年 | 校歌制定。 |
1977年 | 全校計算テストを開始。 |
1978年 | 全校漢字テストを開始。 |
1979年 | 体験学習の前身である勤労体験学習を開始。 |
1988年 | 理科工作科、生活科を新設。 |
2002年 | 創立50周年。 |
2010年 | 英語を正課の授業として3,4年生で実施。 |
2012年 | 創立60周年。 |
2015年 | 英語を正課の授業として1年生から実施。 |
2016年 | タブレットの本格導入。 |
2018年 | コンピューター室をリニューアル。「My Lab」創造探求の授業をスタート |
宝仙学園小学校では、過去から勉強や体験学習、英語、情報処理など時代に併せて先進的な教育に関する取り組みを進めています。
宝仙学園小学校の教育理念・教育目標
建学の精神
仏教哲学を基調に、「慈悲の心」を建学の精神としています。
宝仙学園の創立者は、真言宗豊山派の古刹・宝仙寺第五十世住職 冨田教純大僧正。平安初期に日本初の私学「綜藝種智院」を創設した真言宗の開祖・弘法大師(空海)に私淑し、大師の思想を教育の根底においています。
学園創設にあたっては、「人を造る」教育をめざし、「宗教的信念を根底においた人格教育の達成」を目標に定めています。人智を超える巨いなるいのちの存在を感得することにより育まれる心豊かな人格の育成を志した。
教育目標
知・情・意・体のバランスのとれた人間形成をめざし、次のような教育目標を掲げています。
- 心やさしく 豊かな情操をもつ子
- 進んで学び 高い学力を身につける子
- よく考え 最後までやりぬく子
- 体を鍛え きびきびと行動する子
宝仙学園小学校の教育の特色
心の教育
建学の精神である「慈悲の心」を教育の根幹とし、思いやりの心や報恩感謝の心、奉仕の心を育んでいます。仏教精神を基調にしているが、押しつけることはせず、宗教的環境の中で学園生活を送ることにより、情操豊かな人間形成をめざしています。
自然体験や勤労体験、2年生以上は林間学校、テニススクールやスキースクール、グローバルキャンプなど、校外学習も盛んです。
学力養成
独自の教育計画に基づき、基礎・基本を重視した授業を展開しています。教科担任制、習熟度別学習などにより、丁寧な指導を心がけています。5・6年生の希望者には、週2回、放課後に補習を行っているなど、手厚い学習サポート体制があります。
各学年の3学期には、次の学年の学習内容を指導していおり、6年生の1学期に小学校の全課程を修了します。6年生2学期からは中学校進学に向けた指導を行っています。
宝仙学園小学校の学費
2017年度の実績です。
入学金 | 200,000円 |
施設費 | 120,000円 |
授業料 [年額] | 540,000円 |
施設維持費 [年額] | 120,000円 |
行事費 [年額] | 15,750円 |
父母会費 [年額] | 12,000円 |
給食費 [年額] | 90,000円 |
冷暖房費 [年額] | 84,000円 |
入学時初年度納入金合計 1,181,750円
その他、教材費、文集費、宿泊行事の参加費等があります。
宝仙学園小学校の進学先
進学実績は御三家を含め難関中学校がずらりと並びます。
2020年卒業生の男子校、女子校、共学校の難関中学校合格者数は以下です。
【男子校】
・筑波大学附属駒場中学校:1名合格
・開成中学校:1名合格
・灘中学校:1名合格
・麻布中学校:1名合格
・早稲田中学校:4名合格
・早稲田大学高等学院中学部:1名合格
【女子校】
・女子学院中学校:1名合格
・豊島岡女子学園中学校:3名合格
・鷗友学園女子中学校:2名合格
・浦和の星中学校:5名合格
・雙葉中学校:1名合格
・白百合学園中学校:1名合格
【共学校】
・慶應義塾湘南藤沢中等部:1名合格
・筑波大学付属中学校:1名合格
・栄東中学校:17名合格
・渋谷教育学園渋谷中学校:5名合格
・渋谷教育学園幕張中学校:1名合格
・東京都立小石川中等教育学校:1名合格
・東邦大学付属東邦中学校高等学校:2名合格
(参照元:宝仙学園小学校HP https://www.hosen.jp/guidance/pass_school.html)
宝仙学園小学校は先取り学習で6年1学期ですべての学習を終え、2学期以降は受験の対策になるなど、中学受験を考えるご家族にとって最適な小学校だと思います。
宝仙学園小学校の受験方式、受験倍率
宝仙学園小学校は「推薦入試」と「一般入試」があります。
推薦入試
推薦入試は11月1日に行われ、推薦書、知能検査が必要になります。その上で考査、両親面接、子どもの面接があります。
[推薦基準]
●本校を第一志望とする者
●園長または塾長の推薦する者
●知能指数が本校指定の基準(125)以上であること
●受験生の生活面、家庭面、ならびに保護者の学校に対
する協力など、推薦に値すること
※知能検査(2019年4月以降実施のもの)については、種類、場所等、特に指定していません(宝仙学園小学校募集要項:https://www.hosen.jp/guidance/qa/)
以下が推薦入試の受験倍率です。宝仙学園幼稚園からの内部進学25名は除いた受験倍率です。
受験倍率のため、実質倍率です。2019年はやや倍率が低下しましたが、男子は2倍、女子は1.3倍です。
男子2倍、女子1.3倍と聞くと合格できると考えがちですが、男子は2人に1人は不合格、女子は4人に1人は不合格なのでしっかりと対策が必要です。
また、知能検査125以上という受験資格を突破したお子様同士の争いなので、ハイレベルな争いになります。
一般入試
一般入試は11月中旬にあります。こちらは願書と面接資料の提出で受験が可能です。
一般入試は推薦入試と比べ、かなり倍率が高くなります。受験倍率なので、実質倍率です。2019年は男子で4.6倍、女子で3.5倍とかなり狭き門です。
宝仙学園小学校に合格できる幼児教室は?
※ 各幼児教室のHPより集計。直近の人数など詳細は各幼児教室のHPをご参照ください。
※ 合格者1名または合格者数を開示されていない幼児教室は含めておりません。
幼児教室別合格実績です。
トップはクライスアカデミー。西新宿、上石神井に教室があり、宝仙学園専科という宝仙特化型のクラスがあります。毎年多数の宝仙学園合格者を輩出しています。
2位は、チャイルドアイズ。全国に教室がある大手幼児教室ですが、中野北口校が宝仙学園小学校、幼稚園に強い教室です。
この2教室で58名の合格者です。募集人員が70名なので約8割を占めます。
大手幼児教室以外にも、少人数の幼児教室でも合格されており、そのお子様にあった幼児教室選びの参考になれば幸いです。
宝仙学園小学校の補欠合格
宝仙学園小学校では一般入試で補欠合格が出ます。毎年、男子、女子それぞれ約10名程度は補欠合格が出ているようです。
宝仙学園小学校の試験内容
推薦入試、一般入試とも幼児教室や過去問題集でしっかりと対策しておきましょう。
併せて、ぜひ、すだちの絶対合格!!お受験noteもご活用ください。
年長の春までには過去問題集を購入、一度目を通して、試験までに対策をしておくことが合格の秘訣です。
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