立教小学校

立教小学校 2027年度受験対応 受験ガイドまとめ

立教小学校_受験ガイド2027年度対応
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立教小学校 学校情報

立教小学校の入試は、一般的な「一斉ペーパーテスト」を行わず、先生との「個別テスト」を重視する点に最大の特徴があります。また、事前の願書には志望理由を書かず、「面接当日に学校でアンケートを記入する」という特異なシステムを採用しています。

小手先の受験テクニックではなく、子どもらしい素直なコミュニケーション能力と、親の「男子校・キリスト教教育への深い理解」が試される入試です。

学校名 立教小学校(Rikkyo Primary School)
所在地 〒171-0031 東京都豊島区西池袋3-31-4
最寄り駅 JR・東京メトロ・西武線・東武線「池袋駅」より徒歩約15分
東京メトロ有楽町線・副都心線「要町駅」より徒歩約6分
宗教 キリスト教(プロテスタント・日本聖公会)
創立年月日 1948年(昭和23年)。※立教学院全体の源流は1874年の立教学校。
募集人員 男子のみ 120名
クラス編成 1学年3クラス(各クラス40名)。1クラスの人数は多めですが、男子同士が切磋琢磨できる活気ある環境です。
進学先  原則として全員が立教池袋中学校・高等学校、または立教新座中学校・高等学校へ進学。その後、一定の条件を満たせば立教大学へ推薦進学できます。
給食 あり(自校調理による完全給食)。 食事の前の祈りやマナーを学びます。
アフタースクール なし(公式学童保育なし。放課後手配は家庭負担または民間学童)
学費 (2026年度参考):

  • 入学金:340,000円
  • 授業料(年額):804,000円
  • 維持資金・健康管理費・教材費・冷暖房費等:約400,000円前後
  • 校外行事等費用:140,000円
  • 初年度合計:約1,540,000円(以降年額約1,200,000円前後)。給食費別途。3期分納可
制服 あり(伝統あるブレザー、半ズボン、指定の帽子とランドセル。一目で立教生とわかる上品なデザインです)

学校の特色

特色 内容
沿革と理念 キリスト教信仰に基づく教育を建学の精神とし、「神様が創られた一人ひとりを大切にする」教育を実践。男子校として、男の子の特性(エネルギー、探究心、仲間意識)を最大限に活かす環境が整っています。
読書教育の徹底 全国でも珍しい**「読書」の独立した授業(読書科)**があります。約3万冊の蔵書を誇る図書館を中心に、豊かな語彙と想像力を育むため、圧倒的な読書量を誇ります。
英語・情報・日記

①英語教育: 1年生から週2時間の英語の授業。ネイティブ教員との触れ合いを重視。

②ICT教育: 全児童にiPadを配備。プログラミング教育も低学年から導入。

③絵日記: 毎日の絵日記を通じて、表現力と観察力を鍛え上げます。

施設と年間行事

都心にありながら、人工芝の広大なグラウンドと室内温水プールを完備。
クリスマス礼拝などのキリスト教行事のほか、キャンプなどの宿泊行事(体験学習)を通じて、仲間との絆を深めます。

年間行事(主なもの):

  • :入学式・始業礼拝・新入生歓迎遠足
  • :キャンプ・自然学校・プール開き
  • :運動会・文化祭・収穫感謝礼拝・公開授業
  • :クリスマス礼拝・ページェント・卒業式・振り返り礼拝
  • その他:日記発表会・読書週間・クラブ活動・新校舎関連イベント。キリスト教行事(礼拝・感謝祭)が学校生活の軸で「心の成長を実感」「伝統と新しさの融合」と絶賛

3年間の受験倍率と推移

入学年度 志願者総数(延べ) 実質倍率の目安 分析と背景
2026年度 約650〜700名 約5.5倍〜6.0倍 早慶に次ぐ男子の最難関校として、倍率は安定して高止まりしています。
2025年度 約640名 約5.3倍 慶應幼稚舎や早稲田実業、暁星などと併願する「難関男子層」がこぞって受験。
2024年度 約620名 約5.1倍 「個別テスト」という特殊な形式のため、ペーパーだけではない総合力が問われます。

入試に向けたスケジュール(2027年度入学向け)

例年11月1日・2日に行われますが、「11月1日が日曜日になる年は、入試日程がずれて11月2日・3日になる」という立教独自のルール(プロテスタント校として日曜日の安息日・礼拝を守るため)があります。

※2026年秋入試は11月1日が日曜日のため、日程のズレに要注意です。

プロセス 時期・日程の目安 備考
学校説明会 5月〜6月 講堂での開催。校長先生の「育てたい子ども像」のお話は、面接アンケートの最重要ヒントです。
願書配布 9月上旬より Webサイトにて要項公開・出願手続き。
出願 10月上旬 Web出願 + 書類郵送。※願書には基本情報のみ記入。

面接(両親)および


アンケート記入

10月中旬〜下旬の指定日 【立教最大の関門】面接当日の待ち時間に、学校の教室で保護者が「アンケート」を直接記入します。
入試(考査)

11月1日・2日


(※年により2日・3日)

2日間に分けて、個別テスト・行動観察・運動が行われます。
合格発表 11月3日頃 Webサイトにて発表。

入試内容分析

審査項目 内容と対策のポイント

個別テスト


(ペーパーの代替)

【内容】 お話の記憶、数量、図形(積み木やパターンの構成)、言語、常識。

【対策】 先生が口頭で問題を出し、具体物(おはじきやブロックなど)を操作して答えたり、プリントに丸をつけたりします。近年はiPad(タブレット)を使用した出題も導入されています。

行動観察

【内容】 グループでの自由遊び、共同制作(大型ブロックなど)、ゲーム。

【対策】 男子校らしく、エネルギーを持て余すことなく活発に遊べるかが見られます。ただし、乱暴な言動や自分勝手な独占は厳禁。キリスト教の精神に基づき、お友達の意見を聞き入れ、「一緒にやろう」と巻き込める協調性と優しさが重要です。

運動

【内容】 模倣体操、ケンパー、連続跳び、ボールの的当て、マット運動。

【対策】 広い人工芝のグラウンドを持つ学校にふさわしい、ダイナミックな身体能力が求められます。また、順番を待っている際の「フラフラしない姿勢」も合否を分けます。

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面接、アンケート対策

  • 形式: 面接の待合室(教室)にて、約20〜30分程度で記入します。持ち込んだメモや下書きを見ながら書くことが許容されています。

  • 主な記入項目:

    1. 立教小学校に期待すること

    2. 家庭や育児で心がけていること

    3. 男子校についてどのようにお考えですか

    4. 学校が子どものことで知っておくべきこと、健康面など

両親面接(約10〜15分)

  • 面接内容: 当日書いたアンケートの内容に沿って深く掘り下げられます。

    • 「男子校の良さは何だとお考えですか?」

    • 「ご家庭の教育方針と、本校のキリスト教教育はどのように結びついていますか?」

    • 「お父様は、息子さんと休日どのように過ごし、どのような男の子に育ってほしいですか?」

  • 対策: 学校が掲げる「テーマを持った男の子」というキーワードを意識してください。「男の子のあり余るエネルギーを否定せず、興味を持ったこと(読書、スポーツ、虫捕りなど)を親が全力で応援している」という、大らかで温かい家庭の姿をアピールすることが最大のカギです。

アンケート

アンケートに盛り込むべき立教特有の「キラーキーワードと文脈」は以下の通りです。

  • 「男子校」の利点の理解: 「異性の目を気にせず、男の子特有のエネルギーを発散し、失敗を恐れずに挑戦できる環境に惹かれている」という文脈。父親が男子校出身であれば、その実体験を語ると非常に説得力が増します。

  • 「読書」への言及: 読書科のある立教において、家庭での読書習慣(読み聞かせ)は必須条件です。「毎晩の読み聞かせを通じ、他者を思いやる想像力と、知的好奇心を育んでいる」と記述してください。

  • 「キリスト教教育(感謝の心)」: 「日々の小さな出来事に感謝し、神様から与えられた命を大切にする(他者を愛する)」という精神を、家庭のしつけとリンクさせます。

合格するために

学校が求める子ども像

  1. 先生の目を真っ直ぐ見て、お話が聞ける男の子: ペーパー一斉テストではなく「個別テスト」を実施する最大の理由はこれです。人と人とのコミュニケーションが成立する素直な子。

  2. 子どもらしい活気と、エネルギーに満ちた男の子: お行儀が良すぎる「お受験ロボット」よりも、好奇心旺盛で目をキラキラさせて遊べる野性味のある子。

  3. お友達に優しくできる男の子: 自分勝手ではなく、キリスト教の愛の精神を体現し、困っている子を助けられる子。

そのために家庭で実践すること

  • 「対話型」のペーパー学習の徹底: ドリルを黙々と解かせるのではなく、親が問題を口頭で読み上げ、具体物(積み木やパズル)を使って「なぜそうなるのか」を子どもに説明させる学習に切り替えてください。これが最高の個別テスト対策になります。

  • 「泥んこになる遊び」と「読書」の往復: 週末は自然の中で思い切り体を動かして「動」のエネルギーを発散させ、夜は静かに絵本を読む「静」の時間を設ける。このメリハリが、立教が求める「テーマを持った男の子」の土台を作ります。

  • 父親の積極的なコミットメント: 男子校の面接において、父親の存在感は絶大です。「男同士のコミュニケーション(キャッチボール、昆虫採集、プラモデル作りなど)」を日常的に行い、面接で父親自身の言葉で我が子の魅力を熱く語れるように準備してください。

合格へのマイルストン

時期 優先すべきアクション

年中〜年長春


(基礎・体験構築期)

✅具体物(おはじき、サイコロ、折り紙)を使った学習を徹底する。

✅人の話を最後まで聞く習慣づけ。毎日必ず絵本の読み聞かせを行う。

年長春〜夏


(個別・行動観察特訓期)

✅幼児教室の「個別テスト特訓」に参加し、初めての先生の前でも堂々と受け答えできるコミュニケーション力を磨く。

✅両親は立教の教育本などを読み、「男子校」「キリスト教」に関するアンケートの下書きを完成させる。

年長秋


(面接・本番直前期)

✅10月の「アンケート記入&両親面接」に全神経を集中させる。

✅考査本番では、ペーパーの出来よりも「先生のお話をよく聞いて、お友達と楽しく遊んでおいで!」と送り出し、本来の子どもらしさを爆発させるメンタルコントロールに徹する。

まとめ

立教小学校は、ペーパーの点数だけで男の子を輪切りにするような選抜を一切行いません。

「個別テスト」と「当日記入のアンケート」という手間のかかる手法を採用しているのは、「ごまかしのきかない子どもの素直さ」と「家庭の本気度」を直接肌で感じるためです。

立教のキャンパスには、男の子が持つあり余るエネルギーを肯定し、それを「知性と優しさ」へと昇華させる最高の環境が整っています。

テクニックに走るのではなく、日々の生活の中で親子の対話を深め、お子様の「好きなこと(テーマ)」を全力で応援してください。

面接室で、ご両親がお子様への愛情と立教への共感を堂々と語れたとき、合格への道は必ず開かれます。自信を持って、男の子ならではのダイナミックな受験に挑んでください。

遅くとも年長の春には過去問題集を購入、試験までに対策をしておくことが合格の秘訣です。

過去問題をいきなりお子様に解かせるのではなく、まず確認して傾向をつかむことが大切です。

抜かりなく準備しましょう。

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