今回は、慶應義塾幼稚舎の2022年度(2021年秋実施)入試問題、試験内容についてです。
慶應義塾幼稚舎の入試では運動・体操、行動観察、絵画・制作になります。
例年11月1日~8日で、男女は別々に月齢順で行われます。日にち、男女によって出題内容は変わります。
理英会が入試問題速報として発表しており、その内容についてみていきたいと思います。
本記事は2022年11月1日実施の内容になります。
来年度、2023年度入試に向けて、参考にしていただければ幸いです。
慶應義塾幼稚舎の運動・体操
慶應義塾幼稚舎の運動・体操は大きく分けて、模倣体操とサーキット運動です。
模倣体操
先生の試技を見て、同じように体操をします。体操の内容は以下です。
- 指折り
- 前屈
- 上体そらし
- だんだん大きくジャンプ
- ひこうきバランス
体操は家で練習もできますが、小学校受験の指示体操は幼児教室でなければ身につきません。また、習得に時間がかかりますので、遅くとも新年中から初めましょう。
サーキット
サーキットは、コーンを回ったり、ケンケンをしたり、スタートからゴールまで決められたことをして帰ってくる運動です。
2022年度のサーキットは以下でした。
- 走って、コーンを回って、かえってくる
- 走って、コーンを回って、ゴム段を4つ跳ぶ
- ジグザグ走りをして、コーンを回って、ゴム段を跳ぶ
- 横ギャロップ、途中で向きを変えて、コーンを回って、スキップ、ケンケン
サーキットは幼児教室の体操クラスか、体操教室でしか練習できません。早めに準備しましょう。新年中からがおススメです。
慶應義塾幼稚舎の行動観察
2022年度の行動観察テストは以下でした。
- 玉入れ、的当て
- 1チーム10人で2チームに分かれる
- 2回実施、相談なし
先生の指示に従えるか、協調性があるか、真剣に取り組んでいるかなど観点は様々です。
いずれにしても楽しみながら幼児教室で練習をしましょう。
上手くいかないとお子様も面白くないので、以下の動画を参考ください。
慶應義塾幼稚舎の絵画・制作
早稲田実業学校初等部と同様、慶應義塾幼稚舎の絵画・制作はかなりのレベルが求められます。2022年度のお題は以下でした。
- はてなマークのまわりの□(四角)をハサミで切る
- はてなマークの裏側に絵を描く
- 自分が書いた絵をヒントを言ってあててもらう
絵画制作だけでなく、お友達とのクイズもあり協調性も見られています。
一朝一夕では身につかないので、運動・体操と同様、新年中から絵画クラスに通いましょう。
まとめ
2022年度の慶應義塾幼稚舎の入試問題、考査内容は例年通りの内容です。奇をてらわず、「独立自尊」、まさに我が道を貫き通す慶應義塾らしさある入試だと思います。
慶應義塾幼稚舎の以下の記事も是非ご参考ください。