今回は、2021年度入試(2020年11月実施)のお茶の水女子大学附属小学校の倍率および幼児教室別合格者数のランキングです。
今年、2022年度入試や今後に向けて参考にしていただければと思います。
お茶の水女子大学附属小学校の志願倍率の動向
募集人員は男女計約50名(男女各々25名、内部進学者除く)です。
2020年11月考査の情報がまだないため、2017年11月~2019年11月の情報です。
2017年~2019年の推移でみても、なだらかに志願者が増加しており、倍率もそれにつれて上がっています。
例年お茶の水女子大学附属小学校の考査は一番最後になるため、入試を受けない方も多くいらっしゃるので倍率は下がります。
また、お茶の水女子大学附属中学校から女子校になるため、女子の志願者が多いことが特徴です。
志願する上で、国立小学校の内部進学の比率は十分に確認しておきましょう。
【2021年度】お茶の水女子大学附属小学校の幼児教室別合格実績
※ 2020年2月3日時点の各幼児教室HPの公表数字を集計しています。
※ 詳細は各幼児教室HPにてご確認ください。
※ 伸芽会は学校別の合格者数非公開なので、含めておりません。
2021年度の各幼児教室別の合格者数ランキングです。
お茶の水女子大学附属小学校の考査は、一次抽選→二次考査→三次抽選となっています。
各幼児教室によって、どの時点の合格者数かを確認しておく必要があります。各幼児教室のHPからその基準を以下にまとめておきます。
わかぎり21 | 二次考査合格者数(三次抽選前) |
---|---|
こぐま会 | 三次抽選後?(明確記載なし) |
進学教室ブロッサム | 二次考査合格者数(三次抽選前) |
幼児教室サンキッズ | 三次抽選後。但し内部進学含む。 |
上記以外の幼児教室は、三次抽選後の最終合格者だと思われます。
わかぎり21や進学教室ブロッサムは、二次考査合格者数となっていますが、幼児教室からすると学力の考査は二次考査であり、その合格者で測るという気持ちもわかります。
しかし三次抽選は約半分の方しか合格できないため、上記人数を半分にした方が実態に即しています。
わかぎり21
二次考査後の合格者数(三次抽選前)として、トップはわかぎり21。
前年29名合格→26名合格と、▲3名減少ですが、2次考査合格者数としては安定の実績です。
こぐま会
女子難関校には定評がある、こぐま会が第2位です。
こぐま会には国立小学校専用の講座である、「こぐま会なでしこ教室」があります。
その講座からの合格者が多くを占めていると思います。
昨年は15名合格、今年は19名合格と躍進です。
進学教室ブロッサム
二次考査後の合格者数(三次抽選前)として、3位は進学教室ブロッサム。
前年13名合格→11名合格と、▲2名減少ですが、2次考査合格者数としては安定の実績です。
そして、小規模の幼児教室としては驚異的な合格者数です。
お茶の水女子大学附属小学校合格者が通う中小規模の幼児教室
お茶の水女子大学附属小学校合格者が通う、教室数が2教室以下の幼児教室は以下です。
進学教室ブロッサム、幼児教室サンキッズ、エミール幼児教室が注目です。
幼児教室名 | 合格者数 |
進学教室ブロッサム | 11 |
幼児教室サンキッズ | 10 |
エミール幼児教室 | 5 |
しながわ・目黒こどもスクール | 3 |
ふたば会 | 2 |
さつき会 | 2 |
エミスタディ | 1 |
レゾンこどもアカデミー | 1 |
インターナショナルプリスクールアカデミー | 1 |
【2020年度】お茶の水女子大学附属小学校の幼児教室別合格実績
※ 詳細は各幼児教室HPにてご確認ください。
※ 伸芽会は学校別の合格者数非公開なので、含めておりません。
こちらは2019年11月入試の幼児教室別合格者数ランキングです。
これを見ていただくとわかぎり21、こぐま会、進学教室ブロッサムなどがお茶の水女子大学附属小学校に強い幼児教室になります。
以上、幼児教室選びの参考にしていただければと思います。
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過去問題をいきなりお子様に解かせるのではなく、まず確認して傾向をつかむことが大切です。
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ここまでお読み頂きありがとうございました。