今回は、2021年度入試(2020年11月実施)の青山学院横浜英和小学校の倍率および幼児教室別合格者数のランキングです。
今年、2022年度入試や今後に向けて参考にしていただければと思います。
青山学院横浜英和小学校の受験倍率の動向
募集人員は男女計約66名(内部進学含む)です。
青山学院横浜英和小学校の2017年11月から2020年11月までの受験者数および、受験倍率の推移です。
男子
まず、2021年は男子の受験者数が前年度+18名の79名となっています。小学校受験者数全体が伸びていますが、青山学院横浜英和小学校の男子受験者数の増加数も同様です。
受験倍率が3.2倍→3.6倍とここ数年で最も狭き門となりました。
女子
2021年の女子受験者数は前年度+60名の165名となっています。
受験倍率も2.2倍→3.3倍と大幅アップしています。しかしながら、3人に1人が合格の水準となっています。
受験倍率の考察
何と言っても、青山学院の系属校となったことが受験倍率アップの要因です。青山学院横浜英和中学校・高等学校卒業後、青山学院大学に進学することができます。
青山学院大学まで一貫教育を受けたいご家庭にはとてもよいと思います。
青山学院横浜英和中学校は四谷大塚80偏差値で、男子が55前後、女子が57前後とこちらも人気が上がっています。
内部進学を除いた受験倍率の考察
青山学院横浜英和小学校の受験倍率は内部進学を含んだ数字です。
小学校受験の外部生にとって実際の倍率はとても気になるところです。
横浜英和幼稚園の募集人員は3年保育約44名、2年保育約20名なので、合計約64名です。
これは小学校の募集人員と同じ数ですが、全員が内部進学できるわけではありません。また、内部進学を希望される方も幼児教室に通われていることが実際で、皆さまどうしても競争になってしまうようです。
一つ言えることは、青山学院横浜英和小学校も狭き門となりつつあり、併願校対策が重要だということです。
【2021年度】青山学院横浜英和小学校の幼児教室別合格実績
※ 2020年1月25日時点の各幼児教室HPの公表数字を集計しています。
※ 詳細は各幼児教室HPにてご確認ください。
※ 伸芽会は学校別の合格者数非公開なので、含めておりません。
理英会
トップは理英会。
神奈川県に強い幼児教室としてさすがの実績です。昨年は42名の合格ですから、今年も堂々の合格者数かとおもいます。
ジャック幼児教育研究所
2位はジャック幼児教育研究所。
ジャック幼児教育研究所の青山学院横浜英和小学校のここ5年の合格者数推移は ’16(6名)→’17(6名)→’18(9名)→’19(10名)→’20(17名)です。
ジャックも追い上げてきています。
青山学院系列校となったことで、人気が高まっている証左かと思います。
スイング幼児教室
第3位は、スイング幼児教室。
スイング幼児教室の聖心女子学院初等科のここ5年の合格者数推移は ’16(1名)→’17(1名)→’18(2名)→’19(8名)→’20(4名)です。
2019年から2020年は半減しています。
スイング幼児教室は田町、白金、自由が丘と東京よりの幼児教室であり、併願校として受験されているためだと思います。
青山学院横浜英和小学校が通う中小規模の幼児教室
青山学院横浜英和小学校合格者が通う、教室数が2教室以下の幼児教室は以下です。
幼児教室名 | 合格者数 |
しながわ・目黒こどもスクール | 2 |
リュミエールドチョコリット | 2 |
アジュライトこどもスクール | 2 |
こぐま会 | 2 |
アリスこどもスクール | 2 |
米田幼児教室 | 2 |
幼児教室サクセス | 1 |
つぼみ会 | 1 |
【2020年度】青山学院横浜英和小学校の幼児教室別合格実績
※ 詳細は各幼児教室HPにてご確認ください。
※ 伸芽会は学校別の合格者数非公開なので、含めておりません。
こちらは2019年11月入試の幼児教室別合格者数ランキングです。
これを見ていただくと上位の幼児教室に変わりはなく、理英会、ジャック、スイングが青山学院横浜英和小学校に強い幼児教室であることがわかります。
以上、幼児教室選びの参考にしていただければと思います。
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